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平石前楽天監督がソフトバンクへ 最近話題のPL学園高校OBたち

2019.11.10

 11月9日、2019年シーズンに楽天の指揮を執った平石洋介前監督が、ソフトバンクの一軍打撃兼野手総合コーチに就任することが発表された。最下位のチームを3位に導いた手腕を違う形で発揮することができるのか注目が集まっている。

 そんな平石コーチはPL学園高校出身だが、ここ数日、同校OBたちの活躍が目立っている。

平石前楽天監督がソフトバンクへ 最近話題のPL学園高校OBたち | 高校野球ドットコム
ワールドトライアウトで監督を務めた清原和博(左) マスターズ甲子園に参加した桑田真澄(右)

 11月7日保土ヶ谷球場で行われたワールドトライアウト(WorldTryout)では、清原和博氏が監督を務めたことが大々的に報道された。現時点でNPBをはじめとした指導者としての現場復帰の話はない。しかし、久しぶりとなる野球関連の仕事をしっかりとこなしたことで、一歩目を踏み出すことができたと言えるだろう。

 その2日後となる11月9日には、清原氏とともに「KKコンビ」として名を馳せた桑田真澄氏がマスターズ甲子園に登場。選手宣誓も務めた。

 利根商業高校との試合では、投手としては1回2安打無失点、打者として二塁打を放つ活躍で勝利に貢献。桑田氏にとっては、1985年夏以来34年ぶりとなる母校のユニフォームに身をまとっての聖地甲子園球場でもあった。

 同校OBの現役選手は、福留孝介(阪神)をはじめ残り5人となった。なかでも福留は福浦和也(元・ロッテ)や上原浩治(元・巨人)の引退もあり、球界最年長となる可能性が高い。

 それにも関わらず、2020年シーズンも外野の一角として戦力に計算されている。チームとして世代交代を図りたい事情はあるだろうが、まだまだ若い選手たちの高い壁となっているのである。

 この時期の話題は現役を引退したOBたちに任せるとしても、シーズンに入ってからは、福留ら現役選手たちがきっと中心にいるはずだ。いや、いなくてはならない。

 高校野球、そしてプロ野球界に大きな影響を与えたPL学園学園高校の灯は消えない。

【PL学園高校OB】
※2020年シーズン現役見込み
※NPB、MLB所属

福留孝介(阪神)
小窪哲也(広島)
前田健太(ドジャース)
吉川大幾(巨人)
中川圭太(オリックス)

(記事:勝田聡)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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