徳島インディゴソックス・上間 永遠&岸 潤一郎 勇躍藍色戦士から若獅子へ!
埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督の色紙を手に微笑む徳島インディゴソックス・上間永遠(中央)と岸潤一郎(右)
10月17日(木)都内のホテルで開催された「2019プロ野球ドラフト会議supported byリポビタンD」において埼玉西武ライオンズから7位指名を受けた最速148キロと高速シンカーをはじめとする多彩な変化球の制球に優れる上間 永遠(投手・2001年1月31日生まれ・180センチ79キロ・右投右打・沖縄県出身・柳ヶ浦<大分>卒)と、同じく8位指名を受けた50メートル走5秒9の俊足とユーティリティー性を誇る岸 潤一郎(外野手・1996年12月8日生まれ・175センチ78キロ・右投右打・兵庫県出身・明徳義塾(高知)~拓殖大中退)。
その両名が10月25日(金)、徳島県徳島市のとくぎんトモニプラザにおいて埼玉西武ライオンズからの指名あいさつを受けた。
埼玉西武ライオンズからあいさつに訪れたのは、徳島県出身・現役時代は鳴門~松下電器(現パナソニック)から西武ライオンズに入団後、右サイドからのシンカーで鳴らした潮崎 哲也編成グループディレクターをはじめ、前田 俊郎育成・アマチュア担当チーフ、そして独立リーグを中心としたスカウト担当7年目を迎え、徳島インディゴソックスから2年前に3位指名を受けた9891投手以来、2人目・3人目のドラフト指名に導いた鈴木 敬洋スカウトの3名。
そんな埼玉西武ライオンズ編成・スカウトのトップ級に対し南 啓介球団代表、牧野 塁監督と共に向かい合った上間、岸の両選手は緊張の中にあっても、時折笑顔も浮かべながら「ようやく実感がわいていきた」NPB入り後の意気を語った。
そして、あいさつ後の会見では2人はこのようにコメントしている。
上間 永遠「埼玉西武ライオンズの平良(海馬)さんは中学時代、同じポニーリーグでプレーしていました。一日でも早く一軍に上がって日本一に貢献したいし、個人的には二けた勝利を目指し埼玉西武ライオンズを代表する選手になりたい」
岸 潤一郎「外崎(修汰)さんを目標とする選手にしてきたので埼玉西武ライオンズからの指名はうれしかった。(侍ジャパンU-18代表同期の)髙橋 光成に負けず、開幕一軍に入ってユーティリティー性と盗塁だけでなく走塁でも貢献できる選手になりたい」
こうして四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの藍色ユニフォームから若獅子への第一歩を踏み出した上間 永遠と岸 潤一郎。今後は11月中に予定されている仮契約の後、入団会見を経て来年1月の新人合同自主トレーニングから、メットライフドームでの咆哮への準備に入る。
取材=寺下 友徳