今年の近畿大会より改定になったベンチ入り人数、「20名」は各チームにどのような影響があるのか?
春の近畿大会は2日間で1回戦4試合が行われ、ベスト4が決まりました。
2週開催が伝統の近畿大会。準決勝は次の土曜日(6月1日)に行われます。
■開催期間:2019年5月25日~6月2日(予定)
■試合日程・応援メッセージ
2019年度 春季近畿地区高等学校野球大会
さて、今回から近畿大会でもベンチ入り選手が20名になりました。
今年の開催地で主管でもある奈良県高等学校野球連盟の市原定典専務理事に伺うと、「昨年の近畿地区の理事長・専務理事会議で決まりました」と話しました。近畿の各府県大会が全て20名のベンチ入りになったことで、近畿大会でもそうしようということになったそうです。
そこで気になるのが[stadium]甲子園[/stadium]本大会でのベンチ入り人数増加についてですが、現時点では会議でその話はないそうです。20名にしても、部員数の少ない所はどうしようもないというのが理由の一つとのこと。
昨夏の選手権大会の開催要項にはこう書かれています。
日本高野連HPより
この開催要項の解釈を考えると、20名がベンチ入りできる地区は、「地方大会から[stadium]甲子園[/stadium]で2人減らす」ではなく、「地方大会で2人増やしている」というのが適切と言えるのではないでしょうか。
色んな考え方や、現場の声などもありますが、一つ言えるのは、近畿大会でベンチ入りが20名になったことはチームにとっては歓迎ということになるでしょう。
準決勝と決勝も、各校の20名の選手の使い方にもぜひ注目してみてくださいね!
(文:松倉雄太)