専大松戸と同ブロックの小金!一泡吹かせたい
左から安田悠喜遊撃手、由良一翔投手、中島啓太主将(小金)
専大松戸と同ブロックの小金!一泡吹かせたい
最速139キロ右腕・由良一翔(ゆら・かずと)擁する小金。初戦は市立松戸と対戦する。勝ち進めば、専大松戸と代表決定戦で対戦する可能性がある。実は専大松戸とは11月の市内大会で対戦経験があり、4対22で敗れた。大きな差を感じた試合だったが、得られたものは多い。エース・由良はこの試合で1イニング15失点も経験した。「甘いところは簡単に打たれるし、テンポが一定となって自分のペースで投げることができていませんでした」と振り返る。
今ではストレートはベース上での強さ、多彩な球種を使って投げて抑えることを重視している。その取り組みに対して少しずつ手応えを感じてきた。またチーム自体も専大松戸と対戦した後の練習試合では完封勝利、接戦での勝利が続き、良い形でオフの練習を迎えることができた。
対戦が決まり、船木監督は「まず市立松戸さんに勝利することが一番ですが、専大松戸さんと対戦できることは選手の成長のためには大きな相手だと思いますし、去年のチームも市内大会で戦っていて、負けてから選手の意識も変わり始め、ベスト32につなげることができました」とこのブロックに入った意義と戦う意義の大きさを語る。
主将の中島啓太は「組み合わせが決まったとき、正直驚きでした。ただ専大松戸と対戦することは僕らにとっては大きなことで、試合内容次第では一気に勢いづけることができるので、一泡吹かせる活躍を見せたい」と意気込んだ。
14人の小金ナインは千葉県の高校野球ファンをあっと言わせる活躍を見せることができるか。