喜多亮太(前セガサミー)が侍ジャパンU-23代表初の独立リーグ入り!
高校時代の喜多亮太
2月9日、独立リーグ・ルートインBCリーグと四国ILplusは合同でトライアウトを開催。両リーグ併せてドラフト指名・特別合格を合わせて22名が独立リーグの世界に進む。
その中で気になった合格選手を紹介するシリーズ。最終回は石川ミリオンスターズの喜多亮太選手だ。高校時代から強肩強打の捕手として活躍。2013年の選抜では準々決勝の聖光学院戦で本塁打を放った選手だ。さらなるレベルアップを求め、セガサミーに入社。一歩ずつ実力を伸ばしていき、昨年の都市対抗ではJR東海戦では本塁打を放っており、第2回 WBSC U-23ワールドカップにも出場し、NPBのホープたちとともに世界でプレーした
そしてドラフトで指名を待ったものの、指名漏れに終わり、セガサミー野球部を退部した。数多い侍ジャパンのカテゴリーの中で、U-23orU-21世代というのは、NPBのホープ、大学、社会人の選りすぐりの選手を選出した特別なカテゴリーだ。侍ジャパンを経験するアンダー世代の中でもエリートといっていい選手が最後のチャンスを求めて独立リーグに進むというのは、ある意味、独立リーグがNPBへ進む登竜門として認められたといっていい。
また社会人で活躍する捕手では川端晃希(JFE東日本)も徳島インディゴソックス入りを決めた。彼も徳島インディゴソックス入りのきっかけとして、昨年まで在籍していた谷田成吾に進められ、徳島入りに至った経緯がある。
ちなみにトップリーグ以外の侍ジャパンを経験した選手で独立リーグでプレーしているのは徳島インディゴソックス・岸潤一郎(明徳義塾出身)がいるが、この3人の活躍は強豪チームでNPBを目指す選手に影響を与えるかもしれない。ぜひ活躍することを期待したい。