試合レポート

天理vs橿原

2018.10.12

強打の天理が奈良大会を制す

天理vs橿原 | 高校野球ドットコム
5打数5安打3打点の活躍を見せた北野樹(天理)

 天理が21安打15得点の猛攻を見せ、4年ぶりに秋の奈良大会を制した。

 序盤は橿原ペースで試合が進む。1回表、一死から2番・菊井直人(2年)が中前安打で出塁すると、続く3番・井上瑞樹(2年)が左中間に適時二塁打を放ち、1点を先制する。

 天理は3回まで橿原先発の西川侑成(2年)の多彩な変化球の前に無得点に抑えられていたが、4回裏に二死二塁から8番・桂田拓都(2年)の左前適時打で1点を返すと試合の流れが一気に変わる。

 5回裏には一死二塁から3番・北野樹(2年)が右中間に適時三塁打を放ち、1点を勝ち越す。リードを奪ったことで勢いに乗った天理は北野から四球を挟んで10連打の猛攻を見せ、この回だけで10点を奪った。

 攻撃の手を緩めない天理は6回裏にも二死満塁から3番・北野の左線2点適時二塁打で追加点を挙げる。さらに7回裏には途中出場の川端孝希(2年)に左越え2ラン本塁打が飛び出し、強力打線ぶりを発揮した。

 大量援護を貰った天理の投手陣は先発の桂田が7回2失点と試合を作り、8回からは川上海地(2年)が危なげない投球を見せて橿原打線の反撃を封じた。

 準々決勝の智辯学園戦でも1イニングに9得点を奪うなど、流れに乗った時の集中打には光るものがあった秋の天理。好投手が揃う近畿大会でも集中打を発揮することができればセンバツ出場も見えてきそうだ。

 樫原は出だしこそよかったが、中盤以降に天理の強打に呑まれてしまった。総合力はあるだけにまずは近畿大会の初戦を突破して19年ぶりの甲子園出場を目指したい。

(文=馬場 遼

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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