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渡邉勇太朗(浦和学院)が決意!「先発ローテーションに入って優勝に導ける投手になりたい」

2018.10.12

渡邉勇太朗(浦和学院)が決意!「先発ローテーションに入って優勝に導ける投手になりたい」 | 高校野球ドットコム
渡邉勇太朗(浦和学院)

渡邉勇太朗(浦和学院)が決意!「先発ローテーションに入って優勝に導ける投手になりたい」

 プロ志望届けを提出した渡邉勇太朗投手(浦和学院)。190センチ90キロから恵まれた体格から振り下ろす140キロ後半の速球と多彩な変化球で勝負する右の本格派だ。
取材に応じた渡邉は高校3年間について振り返ってくれた。転機となったのは秋季大会準々決勝・市立川越戦。0対1で完封負けを喫した。渡邉はベンチからこの敗戦を見ていた。

「あの時は僕だけではなく、みんなが現実を受け入れられなかったというか、放心状態でなかなか練習にも身に入らなかったですね。それでも監督が檄を入れてくれて、冬場はめっちゃ気合を入れて練習しました。それがあるから春も夏も優勝できたと思います」

 だが春先に肩を痛めるなどで調整が遅れ、甲子園入りするまでなかなか調子があがらなかったが、甲子園では最速149キロを計測するなど、力が入ったピッチングを見せた。
「甲子園でのピッチングは今まででも一番でした。だからこそ侍ジャパンにも選ばれたと思いますし、プロのスカウトの方々の見方も変わってきたと思います」
2年夏から考えていた高卒プロ志望の思いは甲子園のピッチングでより強くなった。

 今では肩回りのトレーニングを行うなど体づくりを行う毎日。8月28日に行われた大学代表との試合は自分の実力を見つめなおす機会となった。
「大学代表の投手の方たちはプロに最も近い人たち。あの人たちを見て自分がまだまだ実力が全く足りないということに気づかされました」と練習に取り組むモチベーションとなった。

 そしてプロ入りが実現した時の目標を語ってくれた。
「すべてにおいてレベルアップして、いずれは先発ローテーションに入って優勝に導ける投手になりたいです」

 高い目標を掲げた渡邉。語り口は物静かだが、自分が取り組んだこと、足りないところをしっかりと分析する姿を見ると頼もしさを感じた。

 10月25日、念願のプロ野球選手へ。運命の時を待つ。

渡邉勇太朗(浦和学院)投手のロングインタビューはドラフト直前に公開予定!お楽しみに!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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