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朝食に果物を取り入れよう

2018.03.30

朝食に果物を取り入れよう | 高校野球ドットコム
朝食は一日の始まりを担う大事なエネルギー補給。果物を上手に取り入れよう。

 ケガを予防し、身体のコンディションを整えるために欠かせないのがバランスの良い食事ですが、特に朝食は一日の始まりを担うためしっかり食べておきたいものです。朝食を食べずに過ごす、いわゆる「欠食」をすることはアスリートとしては避けたいところ。何が何でも朝食を食べるという習慣をつけるようにしましょう。

 毎日バランスの良い食事を三食準備するというのはかなりハードルの高いものですが、それでも比較的準備しやすいものの一つに果物があげられます。特に男子アスリートは栄養素の中でもビタミン・ミネラル分が不足しがちであると言われており、いつもの朝食に果物を一つ追加するだけでこうした栄養素を上手に補給することが出来ます。また朝食は就寝中に失われた水分を補給する目的もあるため、果物に多く含まれる水分は脱水予防にもつながります。

 果物に含まれる糖質は消化吸収の比較的速い果糖から、ゆっくりと消化される食物繊維などさまざまなエネルギー源を含み、身体を動かすために必要なエネルギーに対し、即効性と持久性を兼ね備えているものが多いことも特長の一つです。リンゴや柿など皮を向いて食べる果物は少し手間がかかりますが、バナナやみかん、ブドウなどは素早く食べることが出来るので、朝の忙しい時間にも食べやすいと言えるでしょう。また酸っぱい成分であるクエン酸を含むものは胃腸を刺激し、食欲増進につながりますので、食事量を増やしたいときにはぜひ一緒にとるようにしましょう。

 なるべく果物でとることが望ましいのですが、どうしても準備できない場合はフルーツジュースを活用することも一つの方法です。朝からグレープフルーツジュースなどをとると、食事量も増え、必要なビタミン・ミネラル・水分補給にもつながります。皆さんの好きな果物を上手に選んで、ぜひ朝食の一品に付け加えてみてください。

文:西村 典子
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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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