青木宣親がヤクルト復帰!注目すべきは状況に応じたチームバッティング!
青木宣親選手が6日、沖縄・那覇市内で会見を行い、東京ヤクルトスワローズの復帰を発表した。
青木選手はこれまでにNPB通算1284安打、MLB通算774安打と昨年は日米通算2000安打を達成。MLBで通算打率.285を残したバッティングは、古巣に復帰後も注目が集まる。
その中でも、状況に応じたチームバッティングができる力は青木選手のウリだ。その象徴的なプレーとして挙げておきたいのが、2017年のWBC・二次ラウンド戦のキューバ戦だ。5回裏、2対4の2点ビハインド。一死二、三塁のチャンスで青木に打席が回った。青木はファールで粘り、粘った末に二ゴロを放ち、1点を返す。直後、4番筒香嘉智が同点適時打を放ち、その後、逆転勝利につながっていった。簡単にアウトにならず、貢献度の高いプレーができる青木の存在は東京ヤクルトにとって大きな活力となる。
日本の在籍時代は、1番あるいは3番センターを担うことが多かった青木。当時と違って今のヤクルトにはバレンティン、山田哲人、雄平とスラッガータイプが揃うが、そんな中でどんなプレーをみせてくれるのかが楽しみだ。東京ヤクルトスワローズの優勝のために全身全霊でプレーする青木の姿勢は多くの高校球児に参考になるはずだ。
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