News

身体を温める食材を有効活用しよう

2017.11.10

身体を温める食材を有効活用しよう | 高校野球ドットコム
とうがらしの効いたキムチと豚肉の相性は抜群。豚キムチは疲労回復に理想的なメニューの一つです

 気温が下がってくる時期は身体が冷えやすく、筋肉も硬くなりがちです。こうした身体の状態をスポーツに適応させるためには入念なウォームアップが欠かせませんが、しっかり時間をとって行わないとなかなか温まらないと感じる選手も多いと思います。

 身体を温める方法としては身体の外から温める場合(服を着る、湯船につかって身体を温める等)と、身体の中から温める場合(運動で体温を上げる、食べ物によって身体を温める等)がありますが、ウォームアップの場合は水分補給を兼ねて温かい飲み物を飲んでから身体を動かすようにすると、身体の中からしっかりと温まります。

 特に効率よく身体を温める飲み物としてオススメしたいのは、紅茶にしょうがを少し入れたしょうが紅茶や温かいココアなど。運動前ですので多少甘み=糖分があっても、エネルギー源として利用されるので過度に気にする必要はありません。甘さがかえって気になる場合は温かいお茶や白湯などでもOKです。身体に温かいものを入れて動くだけでも思った以上にポカポカと温まりますよ。

 また運動後には疲労回復の点から考えても、やはり身体を温めることは習慣として行いたいものです。特に帰宅後の入浴はシャワーなどでささっと済ますのではなく、湯船につかって身体全体を温めるようにしましょう。身体が温まると全身の血流がよくなり、疲労物質を分解・代謝するサイクルが早く進むようになります。食事については体を温める効果が期待できる薬味を上手に活用しましょう。

 しょうがやニンニクなどはもちろんですが、とうがらしやネギ、ニラなども食べると身体が温まる食材です。身体づくりに欠かせないタンパク質を含む食材も同じく熱産生に効果が期待できますので、鍋料理や豚キムチやしょうが焼き、ニラ玉などの炒め物など手軽にできるメニューを準備して、身体を温めるようにしてみましょう。

文:西村 典子
球児必見の「セルフコンディショニングのススメ」も好評連載中!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.31

【鹿児島NHK選抜大会】鹿児島実がコールド勝ち!川内商工は終盤に力尽きる

2024.05.31

夏の愛知大会は6月28日から開幕!決勝戦は7月28日【愛知大会要項】

2024.05.31

【鹿児島NHK選抜大会】鹿屋農が"強気の勝負"で勝機を引き寄せ4強入り

2024.05.31

【鹿児島NHK旗】鹿屋農が、延長11回を制す!

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.05.26

【春季関東大会】白鷗大足利が初優勝!最後はタイブレークの末サヨナラ死球で幕切れ!

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】エース頼み脱却を目指してきた京都国際。「素質はプロ入り左腕と同等」の2年生左腕の台頭と打線強化で京都の大本命に成長!

2024.05.26

【福島】聖光学院が4連覇を達成<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉