大阪桐蔭vs香里丘
大阪桐蔭が快勝で準々決勝へ!4番根尾が衝撃のバックスクリーン弾
4打点の活躍を見せた根尾昂(大阪桐蔭)
3回戦で東海大仰星、4回戦で浪速と強豪私立を破ってきた香里丘。そのエース・赤星風人投手(2年)の前に、中々得点できなかった大阪桐蔭。5回に二死満塁から4番・根尾昂内野手(2年)のセンター前2点タイムリーでようやく得点を奪うと、7回には二死一塁から根尾内野手が今度はセンターバックスクリーン直撃の2ラン。これで赤星投手をマウンドから降ろすと、さらに3点を追加して勝負を決めた。大阪桐蔭の先発・横川凱投手(2年)は香里丘打線を4安打2失点に抑え完投。準々決勝進出を決めた。
[stadium]大阪シティ信用金庫スタジアム[/stadium]のバックスクリーンに弾丸ライナーで直撃する衝撃の一打を放った根尾は試合後、「中に入ったストレート。会心の当たりではなかったです」と話した。この試合では5打席全て二死走者から打順が回ってきていた。3打席目に体を泳がされながら先制タイムリーを放ったが、その前の2打席は凡退。その反省が4打点へと繋がった。
チームとしても香里丘のエース・赤星に苦しんだ要因を「ファーストストライクを見逃したのが多かったと思うんです。それで、相手投手のペースにさせてしまった。反省しないといけない」と根尾らしいコメントで振り返った。大阪桐蔭は愛媛国体に出場するため変則日程となり、準々決勝(大塚戦)は10月3日13時から万博球場で行われる。
一方、敗れた香里丘だが、赤星の走者を出しながらの粘りのピッチング。それに7回に三番・西本凌介(2年)がセンターオーバーの三塁打を放った打球など随所にチームの特徴が発揮されていた。最後に1点を返した際、二塁走者が三塁をまわる時にランナーコーチと接触してしまい試合終了になったのが残念だが、来年が非常に楽しみなチームに感じた。野球部の公式フェイスブックページも非常に充実している。ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか!
(文・写真=松倉 雄太)
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