試合レポート

済美vs津田学園

2017.08.14

済美が7回に集中打!7対1で津田学園を制す!

済美vs津田学園 | 高校野球ドットコム

済美(愛媛)vs津田学園(三重)

 6回まで緊迫した投手戦となったこのゲーム。

 まずは初回に済美が先制する。津田学園の先発・水谷 翼は2番の宇都宮 佑弥、3番・亀岡 京平に連続四球を与え、ピンチを作る。水谷は制球に苦しんでいる訳ではなかったが、初回ということで丁寧になりすぎた感は否めない。そして4番の八塚 凌二の三ゴロの間に1点を先制した。

 さらに4回、済美は先頭の4番・亀岡がソロ本塁打を放ち、リードを2点とする。

 点は取られるものの、津田学園の水谷は6回まで済美を3安打に抑える投球を見せる。一方の済美の先発・八塚は津田学園に的を絞らせないピッチング。結局八塚は7回を投げ109球、奪三振8、被安打1で無失点の完璧なピッチングで津田学園打線を封じ込めた。

 7回。6回まで3安打に抑えられていた済美打線が爆発する。一死無塁から8番・矢野 功一郎を四球で歩かせると、9番・伊藤 駿吾の右安打、1番・渡辺 大誠の二塁打、2番・宇都宮の二塁打と連打を重ね、貴重な3点を追加。止まらない済美は二死二塁から4番・亀岡がセンターバックスクリーン左に飛びこむこの日2本目となる本塁打を記録し、この回で5得点。済美は7点のリードを奪い、試合を決定づけた。

 しかしあきらめない津田学園は9回、先頭の2番・宮木 滉生が8回から投げている済美の2番手・栗田 智輝から右安打を放ち出塁する。その後連続死球があり一死満塁のチャンスを作る。ここで6番・久保田 拓真が犠飛を打ち上げ1点を返し、6点差まで追い上げるが反撃もここまで。7対1で済美が3回戦進出を決めた。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

(文=編集部)

済美vs津田学園 | 高校野球ドットコム
注目記事
第99回全国高等学校野球選手権大会 特設ページ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.19

あのスターたちも春季関東大会に出場していた!モノが違った8人の逸材たち【主筆・河嶋宗一コラム『グラカンvol.20』】

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?