高校野球を終えた3年生に気をつけてほしいこと
高校野球を終えた3年生に気をつけてほしいこと
第99回全国高等学校野球選手権地方大会。昨日(20日)は、20大会で76試合が行われました。
鹿児島大会決勝の結果
8回に一挙4点で逆転した神村学園が5年ぶり4回目の出場を決めました。
さて、昨日は多くの高校で終業式が行われ、本格的に夏休みに入りました。地方大会ではすでに3000チーム以上が敗れ、3年生は高校野球の公式戦を終えています。
SNSなどを拝見していますと、夏の大会を終えた3年生が海などで夏休みを楽しんでいる様子が見られます。束の間の休みを楽しんで、次の進路へと向かっていってほしいと思います。
ただ、気をつけてほしいのは海での事故。先日、ある大学の野球部員が海で溺れる悲しい事故が報道されました。その大学のコーチに後日お会いすると、「足が攣ってしまったのではないでしょうか。期待していた選手だっただけに残念です」と話されていました。
ある元監督の高校の先生は、「水泳の授業が選択制になっている学校が多くなってきています。海などで泳ぐと、野球とは違う筋肉を使うので注意が必要」と話されていました。水深がそれほど深くなくても、足が攣ったりすると、溺れてしまうことがあります。
夏の大会を終えた3年生のみなさん、海などに行って泳ぐ際は、小さい時に準備運動の大切さを教えられたことをもう一度思い出しましょう。同時に、監督やコーチなど指導者のみなさん。1、2年生の新チームの立ち上げの時期ではありますが、厳しい練習から解放された3年生の気持ちや動向にも注意してあげてください!
明日も高校野球を終えた3年生について考えてみたいと思います。
(文:松倉雄太)