四国学院大学香川西高等学校(香川)
グラウンド風景(四学大香川西)
全国で1番長い夏へ
■四学大香川西はどんな高校?
四学大香川西高等学校は、香川県三豊市に所在する、私立高等学校。1951年に開校し、かついは香川西として、名をはせ、野球部は春夏合わせて5回の甲子園出場経験がある伝統校。昨年、現校名に変更した。野球部だけではなく、全国大会常連のサッカー部をはじめ、多くの部活動が盛んにおこなわれている。野球部のOBでは、十川 孝富(元巨人)が有名だ。
■四学大香川西ってどんなチーム?
1年生15名、2年生11名、3年生21名の計47名で活動している四学大香川西野球部。校舎からグラウンド8キロ離れているものの、野球部専用のグラウンドがあり、恵まれた環境で日々練習に励んでいる。チームのウリは「人間性・執念・個性の強さ」。四学大香川西にとって甲子園出場は目標ではなく、通過点。最終目標は「甲子園で勝つこと」だ。だが、甲子園で勝てるチームになるためにスタートした昨秋は実力不足を痛感することになる。
■力の差を感じた試合
昨秋は3回戦敗退。そして選抜出場の創志学園と練習試合を行い、結果は1対8のコールド負けと屈辱を味わう。鈴木主将は「甲子園に出ているチームに格の差・レベルの差を感じました」と実力不足を痛感。全てにおいて圧倒された四学大香川西は、全国レベルとの強豪校との差を埋めるために、オフシーズンには内転筋トレーニングなどの下半身強化やスイングを重点的に強化し、レベルアップを図ってきた。
■活躍してきた選手を紹介!
鈴木主将に1年間活躍してきた選手と聞くと、有田 諒嘉、辻井 一気を紹介してくれた。「有田は不動の1番打者として活躍しました。さらに中堅手としても活躍しました。辻井は、ベンチワークを率先してやってくれています。その上、みんなを明るくしたりしてくれます」と語る鈴木主将。夏も活躍に期待がかかる2人に鈴木主将は「硬くならずにプレーしてもらいたい」とエールも送った。
■全国で1番長い夏へ
夏に向けて、四学大香川西は「1球1球の大切さ・キャッチボールの重要さ・場面に応じた打撃」と、基本に返った練習を行っている。鈴木手主将は「今までやってきたことをすべて出して、全国で1番長い夏のできるようにします!」とコメント。校名変更後、初の甲子園出場に向け、四学大香川西が夏に挑む。
ベンチの様子(四学大香川西)
勝ち続け、1日でも長く野球を
ここからは稲葉 壮学生コーチ(3年)と池上 昇耀副主将(3年)にお話を伺いました。
Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。
稲葉:ミート力の向上・スローイングの精度・粘り強さなどです。
池上:守備力の向上と勝負強さです。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
稲葉:オフシーズンのトレーニングです。走るのが苦手なので、か知り込みは今までで一番辛かったです。
池上:何千回も繰り返して行った基本練習です。すごくしんどかったけど、基本練習のおかげで、今の守備があると思います!
Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!
稲葉:打撃に注目してください!
池上:全力プレーをするところです!
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
稲葉:不足している部分を徹底的に練習できる「課題練習」の時間があるところが好きです!また、チームワークは他のチームに負けていないと思います!
池上:ベンチワークの良さは圧倒的で、とても好きなところです!全員が誰にも負けないと思ってプレーしているので、気の強さはどこにも負けません!
Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください
稲葉:最後の夏なので、一日でも長く、監督・コーチを含めたみんなと野球がしたいです!
池上:結果を求めて、負けない野球がしたいです!勝ち続けます!
稲葉選手・池上選手、ありがとうございました!
四学大香川西野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!