News

今年のプロ野球ベストナイン受賞選手で、甲子園出場経験者は何人いる?

2016.11.29

”border=

今年のプロ野球ベストナイン受賞選手で甲子園出場経験者は何人?

 11月28日、「NPB AWARDS 2016 supported by リポビタンD」が開催され、今シーズンのプロ野球を彩った選手達の表彰が行われました。

 
 今年、ベストナインを受賞した選手で、甲子園出場歴のある選手はすべて分かりますか?

 大谷翔平野村祐輔が出場しているのは覚えているけれど・・・と名前がすぐに出てこなくても、このリストを見れば当時の甲子園の記憶が呼び覚まされるかも?!

 実は、甲子園出場歴がある選手は12名いるんです!
大谷 翔平花巻東出身)
野村祐輔広陵出身)
石原 慶幸(県岐阜商出身)
田村 龍弘光星学院出身)
中田 翔大阪桐蔭出身)
山田 哲人履正社出身)
浅村 栄斗大阪桐蔭出身)
村田 修一東福岡出身)
坂本 勇人光星学院出身)
筒香 嘉智横浜出身)
丸 佳浩千葉経済大附出身)
西川 遥輝智辯和歌山出身)

 ちなみに、石原選手は、県岐阜商時代に、1996年夏、1997年夏に甲子園出場。今では守備型の捕手ですが、当時は超高校級の捕手として評判で高校通算59本塁打とまさに強打の捕手でした。石原選手にしてもそうですが、田村選手も当時は高校生を代表するスラッガーだった両捕手が、プロの舞台で球界を代表する守備型捕手になっているのは、高校時代を振り返ると驚きです。

 また野手を見るとそのままスラッガータイプとなっている選手が多いですね。中田選手、山田選手、浅村選手。そして二冠王となった筒香選手など、現在のプロ野球は野手陣のレベルが格段に高まっていて、まさにスラッガー揃い。そして俊足タイプだと丸選手と西川選手の2名。丸選手は高校時代、2006年夏、2007年春に甲子園出場していますが、当時は投手で、「走る選手」ではありませんでした。プロ入りしてから盗塁技術を身に付けていった選手の一人です。

 それでは、改めて、2016年度ベストナインを振り返ってみましょう。
これまでに高校野球ドットコムで配信したインタビューでは、それぞれの選手の技術論も教えていただいております。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

【投手】
野村 祐輔(広島東洋カープ) 初受賞 2007年春夏甲子園出場
 2010年インタビュー

大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ) 2年連続2度目 2011年夏、2012年春甲子園出場
 大谷翔平特集

【捕手】
石原 慶幸(広島東洋カープ) 初受賞 1996年、1997年夏甲子園出場
田村 龍弘(千葉ロッテマリーンズ) 初受賞 2011年春夏、2012年春夏甲子園出場

【一塁手】
新井 貴浩(広島東洋カープ) 11年ぶり2度目
中田 翔(北海道日本ハムファイターズ) 2年連続2度目 2005年、2006年夏甲子園出場 2007年春甲子園出場
 2014年インタビュー

【二塁手】
山田 哲人(東京ヤクルトスワローズ) 3年連続3度目 2010年夏甲子園出場
 恩師が語るヒーローの高校時代
浅村 栄斗(埼玉西武ライオンズ) 初受賞 2008年夏甲子園出場
 2015年インタビュー

【三塁手】
村田 修一(読売ジャイアンツ) 3年ぶり4度目 1998年春夏甲子園出場
 2013年インタビュー
・B.レアード(北海道日本ハムファイターズ) 初受賞

【遊撃手】
坂本 勇人(読売ジャイアンツ) 4年ぶり3度目 2006年夏甲子園出場
 2013年インタビュー
・鈴木 大地(千葉ロッテ) 3年ぶり2度目
 2016年インタビュー

【外野手】
鈴木 誠也(広島東洋カープ) 初受賞
筒香 嘉智(横浜DeNAベイスターズ) 2年連続2度目 2008年春夏甲子園出場
 2016年インタビュー
丸 佳浩(広島東洋カープ) 2年ぶり2度目 2006年夏、2007年春甲子園出場
 2014年インタビュー

角中 勝也(千葉ロッテマリーンズ) 4年ぶり2度目

糸井 嘉男(オリックス) 2年ぶり5度目
 恩師が語るヒーローの高校時代

西川 遥輝(北海道日本ハムファイターズ) 初受賞 2008~2010年夏甲子園出場 2010年春甲子園出場
 2015年インタビュー

【DH】
大谷 翔平(北海道日本ハムファイターズ) 初受賞 2011年夏、2012年春甲子園出場
 大谷翔平特集

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.13

【仙台六大学】“投手王国”にまたひとり…リーグ戦初登板初先発の東北福祉大・柴田由庵が史上15人目ノーヒットノーラン達成!

2024.05.14

【2024年春季地区大会最新状況】近畿大会、北信越大会、全道大会で出場校が決まる

2024.05.13

【首都大学】14季ぶりリーグ戦優勝の帝京大のエース左腕・榮 龍騰は「絶対にマウンドを譲りたくなかった」ストレートを軸にした投球で前回対戦の悔しさ晴らす11奪三振快投!

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.09

プロスカウトは190センチ超の大型投手、遊撃手、150キロ超右腕に熱視線!この春、浮上した逸材は?【ドラフト候補リスト・春季大会最新版】

2024.05.09

【熊本】九州学院は城北と文徳の勝者と対戦<NHK旗組み合わせ>

2024.05.09

「指導者はどこにいる?」九里学園(山形)が 選手主体の”考える野球”で成果着々

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?