早川(木更津総合)、太田(れいめい)などプロ志望届けを出さなかった逸材投手は?
早川 隆久(木更津総合)
■早川(木更津総合)、太田(れいめい)など有力投手は進学・就職の決断を正解することができるか?
今回、プロ志望届けを出さなかったのは、主な投手は早川 隆久(木更津総合)、れいめい太田龍(れいめい)、北村 朋也(東海大相模)。また菊地 大輝(東海大甲府)、東郷 太亮(神戸国際大附)など
早くからドラフト候補として注目された投手も提出していない。
早川、太田、北村の3人については、志望届けを出せば、指名される可能性が高かった逸材だったと思う。我々はそういう投手に対して、プロに行かなかったのは、勿体ないと思うところがある。だが今年に限っては賢明な判断ではないだろうか。
その理由としては、プロ志望届け提出者を見ると好投手が多い。この3人が同学年の競争に負ける可能性はそれほど低くないと思うが、ドラフト候補に挙がる大学生も、社会人も好投手が多い年。プロではそういった投手とさらにプロで勝負している先輩投手たちと競争をしなければならないのだ。それを考えると、まだプロでやれる確信がなければワンクッションを置いて、進学、就職を決断した彼らの想いを尊重したい。
今年は85名の選手が戦力外通告され、そのなかには高卒3年目、4年目の投手もいる。今、プロ志望届けを提出した投手たちは指名されることがゴールではない。指名されてからがスタートになるのだ。プロ志望届けを提出した選手たちは投手、野手関わらず、そういう現実があることをしっかりと理解して、指名されることになれば、覚悟を持って臨んでほしい。
そして進学・就職を決断した選手たちはこの決断が正解だったといえるよう、次のステージで活躍してほしい。
次ページでは「志望届けを提出しなかった主な有望投手たち」を紹介!
太田 龍 (れいめい)
■志望届けを提出しなかった主な有望投手たち
・早川 隆久(木更津総合)進学志望
・れいめい太田龍(れいめい)社会人志望
・鈴木 昭汰(常総学院)進学志望
・北村 朋也(東海大相模)進学志望
・菊地 大輝(東海大甲府)進学志望
・東郷 太亮(神戸国際大附)社会人志望
・入江 大生(作新学院)進学志望
・横尾 蓮太(静清)社会人志望
・山崎 伊織(明石商)進学志望
・福島 雄大(佐賀東)進路未定