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【選手権大会】オコエ瑠偉の勝ち越し弾!関東一がベスト4へ!(第12日目第4試合)

2015.08.17

【選手権大会】オコエ瑠偉の勝ち越し弾!関東一がベスト4へ!(第12日目第4試合) | 高校野球ドットコム

関東一(東東京)vs興南(沖縄)が対戦!

【選手権大会 結果速報】オコエ瑠偉の勝ち越し弾!関東一がベスト4へ!(第12日目第4試合)!

 8月17日、第97回全国高等学校野球選手権大会の第3試合は、関東一(東東京)と興南(沖縄)の一戦が行われた。

 今大会ナンバーワン野手として注目されるオコエ 瑠偉を、興南2年生エース比屋根 雅也がどのように抑えるのかに注目が集まった。

 試合は、雨のため一時間ほど遅れての開始となったが、一回表、比屋根は三者連続三振でオコエを含む関東一打線を沈黙させる素晴らしい立ち上がりを見せる。

 しかし、先制点を挙げたのは関東一であった。2回表に、昨日サヨナラ本塁打を放ち勢いそのままの長嶋 亮磨が、本日もレフトスタンドへ飛び込む本塁打で先制。

 すぐさまその裏、興南比嘉 龍寿の犠飛、敵失などで逆転。悪天候のため、グラウンド状況が悪い中でのプレーでは敵失など、何が起こるかわからなかった。

 一方、関東一も反撃を行う。足を絡めた攻撃で3回表、4回表に1点づつ追加し、勝ち越しに成功。3対2となり、試合中盤は膠着した。

 再び試合が動いたのは、7回裏の興南の攻撃。昨日も逆転打を放った、城間 楽人の適時打で再び同点となり3対3となる。このまま延長へと縺れ込むかと思われた9回表。二死二塁となった場面で、打席には本日ノーヒット、完全に比屋根に抑え込まれているオコエ 瑠偉が立つ。オコエがこの日初めてまともに捉えた打球は、レフトスタンドに一直線の勝ち越し2ランとなる。結局、この一発が決定打となり、関東一が5対4で興南を下した。

 残念ながら一発に泣いてしまった興南比屋根 雅也だが、終わってみれば9回完投13奪三振の活躍であった。二年生ながら今後が楽しみな投手である。

 勝った関東一は、明後日東海大相模と決勝への切符をかけて激突する。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
関東一 0 1 1 1 0 0 0 0 2 5
興南 0 2 0 0 0 0 1 0 1 4

関東一:田辺、金子-鈴木
興南:比屋根-佐久本
本塁打:長嶋、オコエ(関)
二塁打:長嶋、五十嵐、黒田(関)、比嘉2、仲、佐久本(興)

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第97回全国高等学校野球選手権大会 第12日目 組み合わせ
第1試合 早稲田実 8 – 1 九州国際大付
第2試合 東海大相模 4 – 3 花咲徳栄
第3試合 仙台育英 6 – 3 秋田商
第4試合 関東一 5 – 4 興南

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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