樟南vs薩南工
飯盛、2ランで流れ引き寄せる・樟南
特大2ランを放った飯盛圭祐を迎え入れる樟南ベンチ
先手を取ったのは薩南工だった。
2回、7番・上塩入健斗(3年)の二塁打、1番・冷水辰綺(3年)のタイムリーで2点を先制した。
4回に相手のエラーで1点を返した樟南は、5回にも相手のエラーなどが絡んで3点を奪い、試合をひっくり返した。
薩南工は6回、二死一二塁で代打・岡元廉(2年)がセンターオーバー二塁打を放ち、再び試合を振り出しに戻した。
7回、樟南は一死二塁から、この日初スタメンの背番号17・飯盛圭祐(3年)がライト越えの特大2ランを放つ。
166センチ、58キロの小柄な5番打者が放った一撃が樟南打線に火をつけ、8回は、ボークと4番・落合進太郎(3年)の2点タイムリーで3点をダメ押し、粘る薩南工を振り切った。
(文=政 純一郎)