試合レポート

明大明治vs上野学園

2014.10.14

激闘!延長戦を制し、劇的なサヨナラ勝ちで明大明治が三回戦へ!

 台風が近づき、どんよりと曇った空の下で試合は始まった。
投手戦となりスコアボードに並んだ0の数は実に21。22個目の0が並ぶかと思われたが、11回裏の明大明治の攻撃にドラマは待っていた。

 先頭打者二番・前田が左安打で出塁。その打球が相手のミスを誘い、前田は二塁まで進むことに成功する。
その後、3番遠藤の内野ゴロの間に2塁走者前田は三塁まで進塁。続く4番上沼は四球を選び、チャンスを一死一、三塁と広げた。しかし、続く5番荒井が三振に倒れ、二死一、三塁。ここで上野学園先発・佐藤 康貴が痛恨の死球を明大明治6番朝戸に与えてしまう。二死満塁。

 打席には7番吉村。吉村は舞台が整ったと言わんばかりに待望の適時打を放った。

 勝負あり。
1対0で延長11回の激闘を制し、明大明治が二回戦への切符を手にした。

 上野学園の安打数は2、明大明治の安打数は5。打撃でわずかに上回った明大明治に軍配が上がったと同時に、11回を2安打無失点に抑えた明大明治投手清水の好投が光った。

(文=編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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