鹿児島情報vsれいめい
力投するエース・二木(鹿児島情報)
攻守かみ合い快勝・鹿児島情報
攻守がガッチリかみ合い、鹿児島情報が快勝だった。
走者を着実に先の塁へ進め、ホームへ迎え入れる。野球の教科書のような攻めで着実に好機をものにしていった。初回は一死一塁から送りバントで進めて、4番・山崎裕貴(3年)のレフト前タイムリーで先制。3回はヒットと四球で出た走者を3番・下之薗誠也主将(3年)がバントで送り、5番・平岡孝太(3年)の犠牲フライが2点目だった。
4回は二死から死球で9番・岩崎有記(2年)で出塁し、暴投で二塁に進んで1番・四元瑠太郎(2年)がタイムリーを放った。4点目は内野安打で出塁した3番・下之薗を4番・山崎が送り、エラーで奪ったものだった。
エース二木康太(3年)は初回、2回と併殺でしのいで波に乗り、尻上がりに調子を上げた。9回に1点は失ったが、107球で完投勝利。
れいめいは9回に1番・蓑崎翼(3年)のセンターオーバー三塁打、2番・山下優太朗(3年)のライト前タイムリーで1点を返し、意地を見せた。
(文=政 純一郎)