試合レポート

都立富士森vs都立杉並

2013.04.06

都立富士森vs都立杉並 | 高校野球ドットコム 

荘司(都立富士森)

打線がつながり都立富士森が7回コールドで2回戦進出

2試合目は都立杉並都立富士森。この試合は都立富士森が序盤に先制攻撃を仕掛け、優位に立ち、試合を決めた。

まず2回裏、都立富士森は1死二塁から6番山本周史(2年)の中前適時打で先制。さらに3回裏には1番中沢 優人が三塁内野安打で出塁。2番○森の犠打で1死二塁として3番中村 健太(3年)の中前適時打で追加点。中村は二塁へ。4番壮司はライトへ打ち上げる。これをライトが弾いてしまい、グラウンドへ転々とする間に中村は生還。壮司卓哉(3年)は三塁へ。5番矢澤良平(3年)の適時打で1点を追加し、4対0にする。
つながる打線。そして相手の隙を逃さず果敢に次の塁を狙う姿勢が素晴らしい。

 さらに5回裏には1死から中村がライト超えの三塁打。4番壮司のショートのフィルダースチョイスで1点を追加。5番矢澤は中前安打を放つ。三塁を狙った壮司はアウトとなり、6番山本が二塁手の失策で出塁。

バッテリーミスの間に二、三塁となって7番鈴木 友樹(2年)の2点適時打で7対0。中継プレーの間に鈴木は二塁へ進み、8番杉本の適時打で8点目を入れて7回コールドの点差をつけた。

都立富士森の先発・杉本はサイド気味のフォームから球威ある直球と大きく滑るスライダーを投げ分け、都立杉並打線を7回無失点に抑え、コールド勝ちを決めた。
勝利した都立富士森は延長12回の激戦を制した上野学園と対戦する。

(文=河嶋宗一)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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