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- 2008年秋の大会 第39回明治神宮野球大会
- 慶応義塾vs天理

白村君(慶応義塾)
慶応義塾 神宮大会初優勝 ついに頂点に!!
5日間の日程で行われている第39回明治神宮野球大会も今日で最終日を迎える。決勝の舞台に上がるのは、関東地区代表・慶応義塾と近畿地区代表・ 天理 。 慶応義塾は1年生ピッチャーの明君、瀧本君が今大会抜群の安定感を保っている。対する 天理は昨日 西条 (愛媛)に延長の末サヨナラ勝ちを果たし、勢いに乗っている。果たして、この秋に全国の頂点に君臨するのはどちらなのか。試合は決勝戦にふさわしい接戦になった。
序盤、慶応義塾の強力打線の勢いが止まらない。1回表、1アウトから2番石黒君・3番渡邊君がヒットで塁に出ると、4番の植田君がうまくライトにはじき返し、先制のランナーをホームに返す。さらに、6番荒川君がサード横に抜けるタイムリー2ベースを放ち、2点を追加。初回のスコアボードにいきなり3点が刻み込まれた。
天理は2回からピッチャーを沼田君から田渕君に交代。それでも慶応義塾はお構いなしと言わんばかりの攻撃を続ける。2回表、9番杉山君がヒットで塁に出ると、2アウトとなるものの、2番石黒君がうまくライトへ流し打ち。これがフェンスに直撃するタイムリーとなり、慶応義塾がさらに1点を追加する。

安田君・西浦君( 天理)
しかし2回裏、 天理は慶応義塾の守備の隙を突いて反撃に出る。2つの四球で2アウト1,2塁のチャンスを作ると、1番内野君が大きく打ち上げたフライをライトが落球。これでランナーが2人返り、4-2と追い上げを見せる。相手の守備の乱れから奪った得点だが、流れを引き寄せるには十分であった。続く3回裏、2アウトながら5番安田君がヒットで出塁すると、6番徳山君がライトオーバーのタイムリー3ベースを放ち、1点差まで追い上げる。さらに、2つの四球で満塁とすると、慶応義塾も早々とピッチャーを明君から瀧本君に交代する。代わったばかりの瀧本君であったが、カウント2-3から投げたボールがわずかに外れ、押し出しの四球を与えてしまう。これで 天理はついに4-4の同点に追いついた。
しかし3,4回と当たりのなかった慶応義塾打線だが、5回表には 天理の守備の乱れを突く。四球とエラーでノーアウト1,3塁のチャンスを作ると、3番渡邊君のファーストゴロの間に3塁ランナーがホームに返り、勝ち越し。その後、5番宮下君もセンターにヒットを放ち、さらに1点追加。
再び2点差となり、試合の流れは慶応義塾へ・・と思われたが今日は守備がピリッとしない。6回裏、先頭打者をエラーで出塁させてしまうと、2番原田君にはセンターへはじき返され、ランナーを1人返してしまう。さらに、7回にもエラーからランナーを得点圏に進められ、2アウト1,3塁のピンチを招くと、9番立花君の打球はショートの逆を突き、レフトへ抜ける。 天理は驚異的な粘りでまたしても同点に追いつく。
試合もついに終盤へ。エラーがきっかけで嫌な流れが漂う慶応義塾であったが、8回表にまたチャンスを得る。フォアボールとデットボールで1アウト1,2塁のチャンスを作ると、8番ピッチャーの白村君がレフトへうまく流し、またしても勝ち越しのランナーを1人返す。さらに、1番佐藤君のタイムリーで1点を追加し、8-6とした慶応義塾。ここぞという時に繋がりを見せる打線はまさに驚異的なものだ。結果的にこの回の得点が試合を決める点となった。
6回途中から、腰の痛みを押してマウンドに上がった白村君は7回こそ1点を奪われるが、140km/h中盤のストレートと鋭いスライダーで 天理打線を封じ込める。最後のバッターもセカンドゴロに打ち取り、ゲームセット。慶応が8-6で初優勝を果たした。
優勝した慶応義塾・上田監督は「白村が最後は気持ちで投げてくれた。終始足を絡めたいい攻撃が出来た。甲子園ではまず1勝。」と春に向けての意気込みを語った。また、エース白村君は「今大会は後輩が好投していたので刺激になった。気合いで投げた。自分の球を投げれば、必ず抑えられると信じていた」と優勝の喜びをかみしめた。優勝した慶応義塾、惜しくも敗れた 天理とともに春の甲子園での活躍を期待したい。










































