ドリームシート新設!少年たちに夢と目標を生み出す取り組みは他競技でも!
野球少年たちの夢!大迫力プレーを至近距離で感じたい!
ドリームシート新設!少年たちに夢と目標を生み出す取り組みは他競技でも!
今年の3月20日から行われる第88回選抜高等学校野球大会で、バックネット裏前方に118席の「ドリームシート」が新設され、軟式野球チームの小中学生が無料招待されることが発表され、高校野球ファンの中で大きな話題となりました。
少年野球の選手達に甲子園にあこがれを持ってもらいたいとのこと。実は、先日の決勝で54000人を集めた全国高校サッカー選手権大会でも準決勝、決勝は小学生3000名が無料招待され、多くのサッカー少年たちが迫力あるプレーを生で体感していました。競技の未来を担う人材を育てる動きは様々な場所で見られます。
ネット裏等の近くで見たい派がいる一方、上から観戦するのもオススメだったり、それぞれこだわりの観戦場所があります。
でもやっぱり、投球のスピード、バットのスイングの凄まじさ、選手の息遣いなどを間近に感じられるバックネット裏での観戦は、野球少年の夢でもあります。
旅費などを考慮して、今回は近畿地方のチームに限られる方向だそうですが、ゆくゆくは全国の少年野球チームに広がるといいですね。
2013年秋の関東大会。注目カードは地方大会でも観客びっしり!
あこがれの存在。だけど、プロよりはちょっと身近なお兄さんたちの存在を近くに感じられるのはかけがえのない財産。何本もノックを受けたり走り込んだりするよりも、スター選手の1球を感じることが成長のきっかけや糧になることも多々あります。
今年の選抜は、球児たちのプレーはもちろんですが、キラキラと目を輝かせる少年たちを見るのも楽しみの一つとしていいのではないでしょうか。きっと、将来甲子園を沸かせる選手もいるはずですよ。
ちなみに、高校球児は現役だとネット裏での観戦はできないことがほとんど。今回のドリームシートは小中学生が優先とはいえ、将来的には惜しくも甲子園まで辿り着けなかった球児や引退した球児にも対象が広がってくれることも期待したいところ。
甲子園でプレーできなかったから、高校を卒業したからといって、野球人生は終わりではありません。指導者やトレーナー、医療など、現実を見据えながら様々な形で野球に関わりたいという高校球児たちにも、良い体験となるはずです。
※ 追記 ドリームシートは練習会場を提供している大阪と兵庫の高校の野球部員も招待していました。今後、いろいろな形で活用することを期待したいですね。