Column

玉野光南高等学校(岡山)

2018.02.05


バッティング練習の様子(玉野光南)

innovationで目指す日本一

■玉野光南はどんな学校?
 玉野光南高等学校は岡山県玉野市にある県立校。校訓である「自律・創造・敬愛」のもと、知・徳・体の調和のとれた心身ともに健康な人物を育てるという教育目標がある。
野球部をはじめとする部活動が盛んで、多くの部活動が全国大会で活躍するなどしている。

■玉野光南のチーム紹介
 玉野光南野球部は現在2年生27名、1年生24名で日々活動している。今年のチームのウリは「後半の粘り強さ、明るさ、積極性」と話すのは井上 佑樹主将。部員をチームに分けて競争力を高めるなどして、目標である平均体重70kgに向けてオフシーズンのトレーニングに挑んでいる。

■新チームのテーマとは
 新チーム当初に掲げたテーマは「innovation(変革・革新)」。今までの取り組みを変革して取り組もうという意味だそうだ。練習では個人ノック(10球捕球×時間の限り何セットも)やミドルパワー(球場一周を50秒×5周)などの厳しい練習をチーム目標である日本一に向けて行っている。

■チームの中心選手たち
玉野光南の中心選手は齋藤 凌生近藤 巧弥行守 進。齋藤はリリーフとして、近藤は4番打者として、行守は高い出塁率で大きくチームに貢献した。
今後のキーマンに井上主将は、マネージャーも含めたチーム全員を指名。全員野球で甲子園出場を目指す。

■日本一に向けて
 チームの目標は「日本一」。今後に向けて井上主将は「一生に一回の高校野球なので悔いのないようにしたい」と話した。加えて「春と夏に結果が残せるための冬にしたい」と語気を強めた。

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[page_break:主力選手にインタビュー]

主力選手にインタビュー

ここからは、日笠 修汰選手(2年)と塩田 竜大選手(2年)にお話を伺いました!

Q.秋の大会や練習試合が終わって見つけた課題を教えてください。

日笠:得点力がないこと、投手の四死球が多いことです。
塩田:練習試合や公式戦では打てずに負けることが多かった。投手を助けられる打撃が必要になってくると思います。

Q.このオフシーズンの目標、個人的に強化したいことを教えてください。

日笠:柔軟性をつけてプレーの幅を広げたいです!
塩田:打撃はもちろん、春と夏に戦える体を作るためにウエートトレーニングで体を強化したいです!

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

日笠:ポジショニング、確実にミートできる打撃、積極的な走塁です!
塩田:一球に対する執着心やここぞの場面でのプレーを見てほしいです!

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

日笠:明るくて盛り上がれるところが好きです!常にポジティブなところは負けていません!
塩田:明るくて、学年関係なく仲が良いところです!日常生活の取り組みは負けていません!

Q. このオフシーズンで『自分はここまで成長するぞ!』と、いうこの冬の熱い宣言を最後にお願いします!

日笠:メジャーリーガーのような見せるプレーができるように成長します!
塩田:オフシーズンはとても大事な時期。存在感を示して、大事な局面で「あいつになら任せられる」と全員に言ってもらえる選手にまで成長します!

日笠選手、塩田選手、ありがとうございました。

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[page_break:想いを強く、真の強いチームへ]

想いを強く、真の強いチームへ

 中田 博之部長にお話を伺いました。

Q. 今年のチームは、新チームが始まってからどんなテーマを持ってチームを作り上げてきましたでしょうか。

 テーマは「innovation」です。これまでの伝統を継承しつつ、新しい玉野光南を創造していきます。
秋は心・体の部分で弱さを痛感しました。冬は徹底した体作りがテーマです。

Q. 最後に、これから厳しい冬のトレーニングに挑む選手たちへメッセージをお願いします。

「想いを強く、真の強いチームへ!!」

<span style="font-weight:bold;" 中田部長、玉野光南高校野球部の皆様、ありがとうございました!


今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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