長打力に磨きがかかる巨人・大城卓三(東海大相模出身) 「打てる捕手」としてレギュラー定着なるか?
東海大相模時代の巨人・大城卓三
正捕手定着を目指す巨人の大城卓三(東海大相模出身)が、14日の楽天とのオープン戦で特大の2号ツーランを放ち、バットでアピールした。
1点リードの4回、二死一塁の場面で楽天の辛島航(飯塚出身)のスライダーを完璧に打ち返し、ライトスタンド上段に叩き込む。追加点が欲しい場面で貴重な一発を放った。
東海大相模時代から、センス抜群の好打者として活躍した大城だが、当時は長距離打者のイメージまではなかった。だが東海大、NTT西日本と年々パワーをつけていき、打球の飛距離はぐんぐん上昇。
プロ入り3年目を迎える現在は、長打も期待できる「打てる捕手」として、大きな期待を背負っている。
オープン戦ではここまで、打率は.205と決して高くはないが、2本塁打を放って長打力をアピールしている。
またリード面でも首脳陣から成長を認められ、正捕手定着のチャンスは充分にある。
激しい正捕手争いを勝ち抜き、阿部二軍監督以来の「打てる捕手」がスタメンに並ぶのか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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