芦谷 響選手

芦谷 響

球歴:

ポジション:投手

学年:卒業

短評

(観戦レポートより抜粋  2010年10月02日) 帝京のショートストップ松本剛(右/右 180センチ75キロ) は早くもドラフト候補として推したい逸材だ。 1年夏からスタメンとして出場してきたが、攻守の安定感はピカイチだ。 この試合は3打数1安打。第1打席では外角低めに入る変化球を捉えて右中間を破るスリーベース。第2打席目も外角の入る変化球を拾ってショートへ鋭いライナー。ショートの好プレーによりアウトになったものの内容は悪くなかった。 守備の安定感は相変わらず抜群。捕球→ステップ→送球の動作に無駄がない。そして三遊間寄りのゴロを逆シングルで捕球し、ランニングスローでアウトにしたプレーには思わず拍手を送りたくなった。ランニングスローで強い返球するにはそう簡単にできるものではない。足腰の強さ、背筋の強さ、肩の強さが求められる。このプレーが成り立つのは基本的な動作を確実にこなせる確固たる技術と身体能力の高さが備わって成り立つプレーだ。 この試合では盗塁はなかったものの、彼は出塁すれば、常に次の塁を盗もうという意識が徹底しており、盗塁も多かった。 自分のやるべきことを理解している選手で、彼に対して求めるものは殆どない。 1年夏から高いパフォーマンスを発揮してきた選手だが、緩やかながら成長している選手で、伸び悩みせず常に高いパフォーマンスをしてきた彼には高い評価が出来る。あとはチームを引っ張る、あるいは状況をがらりと変えられる選手になってほしい。 彼はその地点に到達している選手だと思う。
更新日時:2010.10.03

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