有馬 伽久選手 (愛工大名電)

有馬 伽久

球歴:愛工大名電

都道府県:愛知

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:175.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

短評


 一気に愛知県どころか全国レベルの左腕へ成長したのが愛工大名電の有馬伽久投手(3年)。秋までは、140キロ前後だったが、昨秋の東海大会の三重との練習試合で、コンスタントに140キロ前半、最速144キロをマーク。最終回になっても142キロマークしたように、スタミナも十分にある。  左スリークォーター気味から繰り出す勢いある直球は、センバツに出場している左腕と比較しても引けを取らない。成長のきっかけとなったのは昨秋の中京大中京(愛知)との一戦だった。名門校同士の一戦で敗れた有馬は、140キロ前後のままでは打たれてしまうと実感した。冬場では徹底的にトレーニングを行い、レベルアップ。しっかりと鍛え上げた肉体をパフォーマンスに生かせるように、フォーム作りを行った。  その成果が春先の練習試合で発揮できており、目標としていた常時140キロ台に手応えをつかんでいた。スライダーの切れ味もよく、愛工大名電出身で、今季DeNAの開幕戦を務める東克樹投手や、12年の世代を代表する左腕として騒がれた中日育成・濱田達郎投手の高校時代と比較しても評価できる逸材だろう。  高卒プロ入りするために愛工大名電に入学。もちろん春、夏の大会は有馬にとっても勝負の大会となる。現在の迫力満点の直球から、どう引き出しを増やし、圧倒的な投球を見せることができるか。これからも要追跡の投手だ。
更新日時:2022.03.20

短評

レポートより抜粋>  左スリークォーターから投げ込む直球が常時135キロ〜142キロ。チーム側のスピードガンでは、最速144キロをマークした。パワー型の直球の威力は抜群で、打者も思わずつまらされるほどの破壊力がある。センバツに出場する好左腕である大野稼頭央投手(鹿児島大島)、森下瑠大投手(京都国際)、宮城誇南投手(浦和学院)と比較しても負けていない投手だと断言できる。  120キロ前半のスライダーの切れ味も抜群で、着々とゲームメイクができる。倉野監督によると、普段は3〜4イニングだが、終盤まで投げることを想定し、9回2死まで投げて8安打、7奪三振の1失点に抑えた。9回でも140キロ〜142キロをマークするなど、馬力は本物。OBで今季DeNAの開幕戦を務める東克樹投手、12年の世代を代表する左腕として騒がれた中日育成・濱田達郎投手の高校時代と比較しても評価できる逸材だといえる。  高卒プロにいくために愛工大名電入学を決めた有馬。「目標としていたアベレージ140キロ台を投げることを意識していたので、それが出ていて嬉しい。最終的な目標はアベレージ145キロです」と強く語った。今年の高卒左腕の力量差を考えると、ドラフト候補としてマークするべき逸材である。
更新日時:2022.03.17

1 Comment

  1. くり

    2024-03-18 at 9:36 AM

    選抜頑張れ!!!!!!!

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