金 韓根選手 (東海大浦安)

金 韓根

球歴:東海大浦安

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:81.0 kg

ボールスピード:139 km/h

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋  東海大浦安vs敬愛学園と実力校同士の対決。まず注目が集まったのは東海大浦安金 韓根の投球だ。1年秋からベンチ入りしている大型左腕。背番号1をつけて臨む今大会はかなりの成長を見せていた。右足を高々と上げて、真っ向から振り下ろすストレートは常時120キロ後半〜135キロ程度をマーク。角度があり、次々と空振りを奪う球質は魅力的。さらに縦横の120キロ前半のスライダーの切れ味も素晴らしく、ストレート、スライダーのコンビネーションで次々と三振を奪う。なんと4回まで10奪三振を記録した。  打線は金を援護しようと、1回裏から1番杉山、2番松尾の連打でチャンスを作り、3番鯵坂の適時打、4番谷田の左中間を破る三塁打で一挙3点を先制。3回裏にも二死から6番の適時打、7番三浦の中超え適時三塁あで5対0。4回裏にも1点を追加した。  6回裏には二死から4番谷田の2点適時打で8対0と点差を広げる。コールドを目指してマウンドに登った金はピンチを迎え、1番井出の適時打と2番小山の内野ゴロで2点を失ったが、ピンチを三振で切り抜け、7回14奪三振2失点と圧巻の投球内容だった。  7回裏、東海大浦安は代打・小瀬木のサヨナラ適時打で7回コールド勝ちを収め、県大会出場を決めた。  東海大浦安の韓は2年秋の時点では球威、変化球の切れはかなり抜けており、まだコントロールは甘く、技巧派左腕と比べるとテンポの良い投球を見せる投手ではない。ただ、試合をしっかりと作り、それでいて突き抜けた球威を持った投手なので、このままいけば、来夏には140キロ超えの左腕として注目される存在になるのではないだろうか。
更新日時:2021.09.22

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です