越井 颯一郎選手 (木更津総合)

越井 颯一郎

球歴:木更津総合

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋 投げてはエースの越井 颯一郎が立ち直りを見せた。ノーワインドアップから勢いよく足を上げて、鋭く腕を振っていくオーバーハンド。常時135キロ~140キロのストレート、120キロ前半のスライダー、100キロ台のカーブを中心に構成する。木更津総合の正捕手・中西 祐樹は「点を取られた時は、あまり腕が振れていなかったので、3回以降からもっと腕を振って、気持ちを持って腕を振って」と指示。越井も正捕手の檄に応えるように、力強い投球を見せた。  終盤になっても、138キロ~140キロの速球を投げ込み、ここまで打線活発の八千代松陰打線から3回以降の7イニングで8奪三振、被安打2本(計5安打)に抑え、計4失点、10奪三振の完投勝利を挙げた。今年の関東大会で注目投手に挙がるであろう求 航太郎東海大相模)と比較すると、求は威力型だが、越井は回転数の高さで勝負する投手だろう。見ていてイキのいいストレートを投げている。  そんな越井は「点数を上げるとすれば、70点~80点」と反省顔。その理由は序盤の4失点を挙げた。  「確かに終盤からエンジンも掛かって良いボールも投げられたと思うんですけど、僕は試合序盤でやらないといけないと思っています」  エンジンがかからなかった自分自身の投球内容を理解している越井は今後の試合でも活躍が期待できるだろう。
更新日時:2021.10.31

短評

試合レポートから抜粋 まず木更津総合の先発・越井 颯一郎は180センチ74キロと、下級生の時と比べると全身を効率よく使うことを意識した投球フォームに変化した。左足をゆったりと上げて、滑らかな体重移動。左肩をやや下げて真上から振り下ろすフォームは篠木健太郎というより、吉田 輝星に近い。  常時130キロ中盤〜130キロ後半(最速138キロ)の速球は勢いがあり、スライダー、カーブを上手く使う本格派だ。1年生の時と比べると体の使い方が実に効率的になり、球持ちもかなり良くなった。130キロ後半でも回転数の高いストレートで次々と三振を奪う投球は実に爽快感があった。越井も伸びのあるストレートを投げることを重視しており、その成果が見えたストレートだった。  「僕は速いボールの変化しかなかったので、緩急が必要でした」とカーブの割合を増やしストレートを速く見せる投球も実に良い。荒々しさがあった1年生の時と比べると、だいぶ洗練されている。
更新日時:2021.10.31

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