有薗 直輝選手 (千葉学芸)

有薗 直輝

球歴:千葉学芸

都道府県:千葉

ポジション:三塁手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:97.0 kg

ボールスピード:148 km/h

学年:卒業

短評

 1回裏、千葉学芸の4番・有薗は左前へ先制適時打を放つ。有薗は名門・佐倉リトルシニア出身の大型スラッガー。この夏は5回戦でQVCマリンフィールドで本塁打を放つなど、そのパワーの高さを夏から発揮したスラッガー。秋の県大会でも、連日活躍を見せていた志学館の好投手・相馬から適時打。有薗は振り幅が大きく、強い上半身を生かしたパワフルなスイングから繰り出す打球は高校1年生離れしており、いずれは千葉県を代表するスラッガーとなるだろう。また三塁手に転向した有薗はスローイングが良く、かなりの強肩だ。
更新日時:2020.04.22

寸評

 2021年度の千葉県を代表するスラッガーになる可能性を持ったのが、有薗直輝(千葉学芸)だ。小学時代はロッテジュニア、そして中学では佐倉シニアでプレーと千葉県球児のエリートコースを歩んでいる有薗が進んだのは新鋭・千葉学芸。入学早々、4番に座り、夏の大会でも本塁打を放つなど、順調にステップアップを見せてきた。そんな有薗のパフォーマンスに迫っていきたい。 (打撃)  千葉県の打者ではなかなかいない重厚な下半身を活かし、球足が早く、次々と長打を記録していく大型スラッガー。最終学年には高校通算本塁打数で注目されていてもおかしくない。    スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置において背筋を伸ばして構えている。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、左足を高々と挙げていき、タイミングを測る。  トップを深く取って、バックスイングを取る。グリップが頭の後ろに入り、振り幅が大きいスイングで、外角球には非常に合いやすいスイング。ヘッドの重みを効かせて振っていくので、高卒プロでいくような重みのあるスイングを見せる。  高校1年生の段階でこれほどのスイングができる選手はなかなかいない。    甘く入った内角球もスタンドインできるパワーがある。 夏、秋の大会で有薗の打撃を見てきたが、130キロ後半の速球を投げる投手に対しても対応することができており、対応力の広さを感じさせる。 (守備) 夏までは外野手だったが、秋では三塁手を守っていた。三塁手としては肩の強さは素晴らしいものがあり、強肩三塁手としてアピールできるものがある。
更新日時:2020.04.22

将来の可能性

 パワー、打撃技術ともに、今の高校2年生の中では、全国レベルのスラッガーとして見ていい。  千葉の新鋭でこれほどの選手が現れるのは、久しぶり。最後の夏まで追いかけていきたい。
更新日時:2020.04.22

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