浅野 翔吾選手 (高松商)

浅野 翔吾

球歴:高松商

都道府県:香川

ポジション:外野手

投打:右 / 両

身長:172.0 cm

体重:83.0 kg

学年:卒業

寸評



 22年度の高校生を代表するスラッガー、高松商(香川)の浅野翔吾外野手。高校通算44本塁打を放ち、パワー、技術すべてにおいてトップレベルの逸材だ。しかも、本来の右打席だけでなく、左打席での打撃も始めて、本塁打も打てるまで成長。スイッチヒッターのスラッガーとして日本プロ野球界でも活躍したフェルナンド・セギノール内野手(元オリックス、日本ハムなど)ならぬ「アサノール」になろうとしている。 (打撃)  豪快に見えるが、技術的にも高度な選手だ。  グリップを大きく構える姿には雰囲気があり、その威圧感は高校生とは思えない。  ステップの動きを見ると、すり足気味に動かし、真っ直ぐ踏み込んでいく。トップまでは真っ直ぐ引いていく。体の奥に入りすぎず、インパクトまでロスのないスイングができている。  体の回転をうまくスイングに伝えることができる選手で、スイングは豪快に見えても、「粗さ」は全く感じない。これまでの公式戦、甲子園を見ても狙い球をしっかりと捉えることができている。  素晴らしいのは左打席でも同じように全身を効率よく使ったフルスイングができているということだ。昨年11月、練習試合における左打席60打席で打率6割超、本塁打4本をマークしているように、スイッチヒッターの強打者として大きな価値がある選手だろう。 (守備・走塁)  外野守備では、強肩が光り、秋季大会後から遊撃手や捕手のノックも受けて鋭い強肩を見せているという。  脚力も高い選手で、打撃以外でも身体能力の高さを感じさせる。
更新日時:2022.02.25

将来の可能性

 技術的にも高度で、パワーも高校生としては一級品。打者で重要なのは常に高い技術を発揮できる調整力と、ここぞという場面で自分の能力を発揮できるメンタルの強さだ。これまで劇的な本塁打を多く見せているように、「主役」をこなせるメンタルもある。  あとは大舞台まで勝ち進んで、その能力を発揮すれば自ずと評価が高まり、浅野自身が目指す「ドラ1」も近づくのではないだろうか。
更新日時:2022.02.25

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