伊藤 樹選手 (仙台育英)

伊藤 樹

球歴:仙台育英

都道府県:宮城

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:175.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

短評

 中学時代から騒がれた本格派右腕は1年春から出場。高いレベルに揉まれながら、どうすれば抑えられるか追求の毎日だ。
更新日時:2019.06.10

短評2

観戦レポートより抜粋(2019年6月9日)  仙台育英は投手陣も強力。先発マウンドに登ったのは伊藤樹。秀光中等教育時代は最速144キロのストレートを投げ込んでいた投手である。フォームは始動からフィニッシュまで連動性のある投球フォームで、常時135キロ前後(最速136キロ)のストレートは回転数の高さを感じさせるストレート。ストレート以上に驚かされたのが変化球の精度、球種の多さだ。130キロ前後のスプリット、120キロ前半のスライダー、120キロ前後のチェンジアップ、110キロ前後のカーブの4球種。日頃のキャッチボールから変化球を握りながら、作り上げていると話す伊藤。野球に対する考え、投球に対する考えを聞くと、大人びている印象を受ける。初回に1点を失ったものの、速球、変化球を器用に投げ分け、3回1失点。伊藤は「ストレートが高めに浮いているのもありましたが、うまく変化球を投げることができた」と東北大会初登板を振り返った。  高校に入学して、自分のストレートは高校では平均レベルだと痛感し、今まででは打ち取れたストレートも高校では高めに入るとしっかりと捉えられ、大量失点することもあった。そういう経験を経ての東北大会のマウンドでは自分の持ち味を発揮できていた。140キロを超える投手はいても、これほど完成度が高く、速球投手へ育つ可能性を秘めた右腕もなかなかいない。高校3年間でどんな進化をたどるのか、楽しみな投手だ。
更新日時:2019.06.10

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