小深田 大地選手 (履正社)

小深田 大地

球歴:履正社

都道府県:大阪

ポジション:内野手, 三塁手

投打:右 / 左

身長:177.0 cm

体重:86.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年夏にしてレギュラーを獲得した左の強打者。安田尚憲のような成長が期待されるスラッガーである。中学3年にはNOMOジャパンを経験。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩よりやや高い位置において、バットを立てて構えている。その姿は安田尚憲(千葉ロッテ)の初登場時を思い出させる。投手の足が下りたところから小さく足を上げていきながら、真っすぐ踏み込んで打ちに行く。トップの動きを見ていくと捕手側方向へまっすぐ引いて、トップを作る。そこから左ひじを締めて、肩口から振りだすようにして打っていく。ただ気になったのはインコースの直球に対して詰まる打球が多いこと。それでもしっかりと振りきって金属バットはヒットにしているが、木製バットでは間違いなく折れるのは間違いないとらえ方をしているので、グリップの位置などを微調整を重ねながらインコースの速球を打てる工夫をしてほしい。ヘッドの重みを利かせたスイングをしており、打球音の重さはまるで安田を思い出させる選手だ。 (守備) 三塁守備を見ると、送球やプレーの繊細さを欠くところがあり、かなり鍛えてレベルアップしないと、一塁に回される可能性を持っている。
更新日時:2018.11.30

将来の可能性

 打撃は1年生にしては高レベルで、来年以降も高いパフォーマンスが期待できそう。ただ近畿大会の打撃を振り返ると、レベルが高い全国大会になると脆さが露呈してしまう打撃内容だった。内角をスムーズに打ち返すにはどうすればいいか、テクニックで勝負する投手にはどう対応すればいいか、自分なりに引き出しを増やしていってほしい。  そして守備は動作の鋭さ、グラブ裁き、送球の正確性を突き詰めていってほしい。小深田はドラフト候補になる素質は十分に秘めているが、これから安田と比較されることが多いだろう。  安田の場合、2年春に爆発的な成長を見せた。小深田は当然、1年秋の安田より上だといえるが、ここからドラフト上位級の選手へ成長するかはここからの取り組み次第である。
更新日時:2018.11.30

短評

一死三塁から3番小深田大地(1年)がレフトへ高々と打ち上げるフライを放ち、これもレフトへ落ちて、1点を先制。その後、小深田は3安打。復調の要因として小深田はこう語ってくれた。
「大阪大会終盤では調子を落としていたので、考え方を変えました。今までストレート待ちだったんですけど、変化球待ちしたことで、体が突っ込まずに打てたと思います」と振り返った。試合レポート抜粋
更新日時:2018.11.27

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