山内 翔太選手 (習志野)

山内 翔太

球歴:習志野

都道府県:千葉

ポジション:投手, 右翼手

投打:左 / 左

身長:174.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

短評

 試合レポートから抜粋  習志野は4回表から登板した山内翔太(1年)が好投。山内の良さは高い制球力、リズムの良さ、精神力の強さである。120キロ~125キロ前後の直球と速くない。だが一塁側のプレートからインステップで踏み出してから投げ込むので、対角線の角度で投げ込むので、想像以上に打ちにくい。内外角にしっかりと投げ分けができて、110キロ近いスライダー、チェンジアップ、カーブを低めに集めることができており、ピッチングに穴がない。強力打線の中央学院を6回無失点に抑えた。いつも通りに力を発揮できるところに、小林監督がここまでの試合、山内を先発に任せる理由がうなづける。 7回裏、習志野は根本の適時打とさらに山内が左前適時打。山内は無駄のないスイング軌道から広角に打ち分けるのが非常に上手い選手で、狙い球を逃さない鋭さもいい。今年の習志野では最も打撃センスがある選手だといえる。
更新日時:2018.10.08

短評

 試合レポートより抜粋  習志野に流れを呼び込んだのは先発左腕・山内翔太だった。ストレートはほぼ110キロ台、スライダーは100キロ台、カーブは100キロ以下と全く速くない。だから打てそうと思うだろう。だが、山内がうまいのはそこからである。投球はほぼ外角。ほとんど低めに集まり、フルスイングできる球がない。またスイングして若干芯を外すところに投げているので、ことごとく内野ゴロ。  山内はすいすいと投げていき、スコアボードに0が刻まれていく。山内はとにかくピッチングのテンポが速い。捕手からボールを受け取ったら、4秒~6秒ぐらいで、投球動作に入る。こういう投手に対しては以下にリズムを崩させ、自分の間合いにさせないことが鉄則だが、佐倉打線は早打ちを繰り返し、得点ができなかった。山内は打者心理が分かっているのだろう。  山内は7回を投げて1安打完封。さらに打っても4安打とまさに独り舞台だった。山内は広角に打ち分けるバットコントロールがうまく、さらに走塁もうまく将来性は完全に野手。これほど技巧を凝らしたピッチングを見ると、彼の野球センスの高さは一級品といえるだろう。
更新日時:2018.10.08

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