井上 広輝選手 (日大三)

井上 広輝

球歴:日大三

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:73.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2018年8月15日)  日大三が目指すは全国制覇。そのカギとなる選手は最速147キロ右腕・井上 広輝(2年)だ。その井上が奈良大附戦で先発登板した。井上は春の準決勝で肘を痛めて、途中降板した後、この試合まで練習試合の登板さえもなかった。実戦復帰初登板が[stadium]甲子園[/stadium]で実現したのだ。  久々に復帰した井上は完全復活と呼べるような内容だった。2011年夏の甲子園優勝投手・吉永 健太朗(現・JR東日本)を彷彿とさせる投球フォームから繰り出すストレートは、常時140キロ~146キロを計測。選抜以上のストレートを投げ込んでおり、ケガをして投げられない時期に、しっかりとトレーニングをして、体を大きくしてきたのがうかがえる。  井上は2回裏に最速150キロを計測。井上はただ速いだけではなく、コマンド力、変化球の精度、修正力が高いのも魅力。3回裏はストレートのスピードを140キロ前半に落とし、コントロール重視のピッチング。さらに130キロ前後の縦スライダーも低めに決まり、3回まで投げて、無安打、4奪三振の快投。奈良大会、[stadium]甲子園[/stadium]でも猛威を振るった奈良大附打線の打者は太刀打ちできず、これまでの試合ではほとんどなかった振り遅れのファールが頻発。その後は、奈良大附は4点を取るのだから、どれだけ井上のボールの威力が優れているのがうかがえる。
更新日時:2018.08.16

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