万波 中正選手 (横浜)

万波 中正

球歴:横浜

都道府県:神奈川

ポジション:外野手, 投手, 右翼手

投打:右 / 右

身長:188.0 cm

体重:90.0 kg

学年:卒業

短評 ~投手としての万波~

観戦レポートより抜粋(2016年9月27日)  5回裏からマウンドに登ったのは万波 中正。 万波は、東練馬シニア時代は投手をやっていた。高校に入っては野手をメインでやっているが、しっかりと投手の練習をしてきたそうだ。実際に見るとまだまだ荒削りな投手だが、今後も登板の可能性がぐっと広がりそうな投球を見せてくれた。テークバックを取ったときに左肩がやや下がる独特の投球フォームから投げ込む球速は130キロ~135キロを計測。真っ向から振り下ろしていくので、ストレートには角度があった。変化球は100キロ台のカーブ、120キロ~125キロ前後のスライダーを器用に投げ分けており、投手としての能力も高い。190センチとこれ以上ない上背を持った投手で、6回裏に慶応義塾の巧い攻めにやられ、スクイズで勝ち越しを許したが、投手力に不安を抱える横浜にとって、使える投手を1人でも多く見出す必要があっただけに、万波が自分の持ち味を発揮したのは大きかった。  カバーリングなどまだまだ課題はあるが、投手により専念することで、駆け引きを学べる。何でもかんでも振りに行く習性を投手をやることで、配球を考えながら打席に入ることができるようになれば、打撃の内容も変わってくると考えられる。投手・万波は野球選手としてレベルアップさせるために大きなカギを握っているだろう。これからだが、本気で投手のメカニズムを見直し、トレーニングを積んでいけば、140キロ台も十分に見込めるだろう。
更新日時:2016.10.09

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