岩田 将貴選手 (九産大九州)

岩田 将貴

球歴:九産大九州

都道府県:福岡

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:177.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

寸評

 手足の長い体型から、左のサイドハンドという独特の球筋を活かす技巧派。センバツ近江高校戦では、敗れたものの8回3安打2失点好投した。 (第一印象)  新2年生ながら、非常に落ち着いたマウンドさばきが印象的。大舞台でも、気負けすることなく自分の持ち味を発揮していました。 (投球内容)  球速こそ125キロ前後ですが、球の出どころが見難く、ボールが見えてからも中々出てこない球持ちの良さが大きな武器。スライダー・チェンジアップ・カーブなどひと通り投げますが、主にスライダーとのコンビネーション。それほど細かいコントロールはありませんが、ストライクゾーンの枠の中に集めてきます。牽制は上手いのですが、クィックは1.15~1.25秒ぐらいと平均的。フィールディングも、逆を突かれても素早く対応してボールを処理。そういった運動神経、野球センスも悪くないように思います。 <長所>  最大の良さは、ボールの出どころの見にくさと球持ちの良さ。そして左サイド独特の、左打者の背中越しから来るような独特の球筋。これは経験の浅い高校生にとっては、かなり厄介な投手だと言えます。短期決戦の高校野球において、いかに試合中にこの球筋に対応できるかが鍵となるでしょう。  長い腕は身体にしっかり絡み、速球と変化球の見極めは困難。グラブも最後まで体の近くにあり、おおよそ両サイドにボールを散らすことができています。 <課題>  フォームの構造上、体と腕が離れて外からブンと振って来るので、細かいコントロールはつきにくいと考えられます。
更新日時:2015.06.05

将来の可能性

 2年生ながら全国を経験できたことは、今後の彼の野球人生において大きな財産となるはず。もう少しボールにキレや勢いが出てくると、相当厄介な投手になれると思います。ドラフト候補といったタイプではありませんが、来夏までにどのぐらいの投手に育つの、密かに期待して待ちたいと思います。
更新日時:2015.06.05

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