舩曳 海選手 (天理)
短評
コラムより抜粋 2015年03月25日 第1打席の一塁ゴロではまったく足を緩めず3.97秒で一塁を駆け抜けた。3回の1死三塁の場面では外角低めのチェンジアップを体勢を崩しかけながら捉え、前進守備の一、二塁間をゴロで抜いて先制の走者を迎え入れた。 さらにそのあと二盗を敢行、アウトになったが動く動作をした瞬間から二塁ベース到達までに要したタイムは3.20秒。プロ野球でも数人しか記録できない圧巻のタイムに思わず声が出た。第5打席では低目変化球を捉え深々と右中間を割る三塁打を放ち、三塁到達タイムは11.17秒。これなどはプロ・アマに限らず、年間数人しか記録できない「超」の字がつくスーパーなタイムである。 俊足でありながら3番を打ってもいい風格を備え、実際にこの三塁打などはきちんとバットを振り抜いて[stadium]甲子園[/stadium]最深部に打球を運んだ。
更新日時:2015.03.26