熊谷 敬宥選手 (仙台育英)

熊谷 敬宥

球歴:仙台育英

都道府県:宮城

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

身長:170.0 cm

体重:60.0 kg

学年:卒業

寸評

 強打の仙台育英の核弾頭。走攻守すべてにおいて野球センスの高さを感じさせるプレーを披露。高卒プロタイプとまではいかなくても、選抜では注目内野手の一人にあがるのではないだろうか。 (打撃)  1球目から積極的に振っていく巧打者。その意図を聞くと先頭打者として、チームに勢いを付けたいからという。見逃し三振よりも、振って凡打の方が納得できるそうだ。そういう割り切りができているのか。初球に対しては集中力が高く、下手にボールを打ち上げず、状況によって鮮やかに右打ちを決めるなど、考えなしの打撃をするわけではない。対戦する投手からするととても嫌らしい選手だ。  スタンスはオープンスタンス。膝を深く折り曲げながらボールを待っている。集中力の高さが感じられる構えで、どこでも来いと意思表示が感じられる構えである。  トップを深く取っていく。グリップの位置は入りすぎず。巧打者だからといって、コツコツと当てるようなことはしない。トップを深く幅を取って、スイング軌道もやや弧を描いており、ボールの下を捉えることが多い。そのため打球はこの体格にしては伸びていく。緩い変化球が彼のスイング軌道が合えば、ライナー性のホームランも期待出来るだろう。 (守備・走塁)  一歩目の反応は速く、守備範囲は高校生としては中々広い。捕ってから投げるまでの反転も速く、そこから姿勢が乱れず、強い返球が出来る身体の柔軟性、肩の強さがある。丁寧にボールを扱っており、守備力の高さは秋の高校生の中では高いレベルに到達しているのではないだろうか。  塁間タイムを測り損ねてしまったが、ベースランニングを見るととても脚力のある選手と感じたので、中継なので、見直して後で記載しておきたい。
更新日時:2012.11.17

将来の可能性

 走攻守三拍子でまとまった好ショート。結果を気にせず、初球から振っていく姿勢は良く、打っても凡退になるような無駄球を打っていくということも少なく、打席の中の集中力の高さも感じられるタイプ。仙台育英では主砲の上林 誠和が注目を浴びているが、選抜では彼にも注目を浴びる存在になっていくのではないだろうか。選抜でも突破口を切り開く切り込み隊長として活躍を見せることが出来るか注目していきたい。
更新日時:2012.11.17

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