立田 将太選手 (大和広陵)

立田 将太

球歴:大和広陵

都道府県:奈良

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:181.0 cm

体重:82.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋 2012年11月20日 近畿大会の開幕戦に登場した大和広陵のエース・立田 将太(1年)は、噂にたがわぬピッチングを見せつけた。 圧巻だったのは初回と9回のピンチの二度の場面だ。 1回表。 立田はちょっとした制球の乱れから2本の安打で先制を許す。奈良県大会から数えて27イニングにして初めての失点だった。しかし、続く、滋賀学園の4番・峯岡俊輔、宮川敬太(ともに2年)を迎えてからスイッチを入れ替えたのだ。 峯岡、宮川を連続三振。 立田は言う。 「(初失点をした瞬間は)あー、取られたなって思ったんですけど、気持ちを切り替えていけた」 その裏、自らのタイムリーなどで逆転すると、そこからは主導権を握った。 9回表は3対1の2点リードで迎えた。 先頭の佐藤祥(2年)にこの日、3本目の安打を許し、4番・峯岡にはレフト線を破られ、無死二、三塁のピンチ。若井監督は、「守りに入る前の8回裏の1死三塁のチャンスで立田が凡打をしていた。それが影響していた」と語る。一本のヒットで同点という窮地に迫られたのだった。 だが、立田は、ここでもスイッチを入れ替えた。 宮川をアウトコース高めのストレートで三振。次打者を四球で出すも、途中出場で7番に入る堀家廉太朗(1年)をチェンジアップで三振。続く代打・菱川和樹(2年)をセカンドゴロに抑えた。この日、最大のピンチで、さらには野手も守りにくいピンチで2三振を奪い、最後は力で押し切ってのセカンドゴロである。 立田は顔をほころばせて言う。 「自分はピンチになればなるほど、本気で投げるタイプ。最後のピンチでは三振を狙いに行きました。勝てて良かったです」
更新日時:2012.11.14

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