猿渡 眞之選手 (飯塚)
寸評
親分肌の大将・猿渡眞之と、天才肌・三好匠(2年・九州国際大付)と全くタイプの違う右の本格派が、2011年夏の、福岡右腕エースの座を争う。 (三好匠とのライバル物語) 福岡県鞍手郡小竹町立小竹中学出身の猿渡(竹友会ドラゴンズ=中学軟式野球クラブチーム所属)と、北九州市立大谷中学野球部出身の三好匠は、中学時代にも対戦。敗戦の猿渡は、三好に対してライバル心を燃やす。高校に進学し、2009年秋季福岡北部大会にて、1年エースとして激突。強気の猿渡に対して、投球術の三好の対決は、猿渡に軍配があがる。闘志むき出しの内角攻めのストレートは、三好のそれを凌駕したキレ・ノビ・スピードだった。それ以降の直接対決はないが、2010年秋季九州大会準優勝投手の三好は、センバツ切符をほぼ手中にし、実績において猿渡をリードした。2011年のシーズンイン以降の直接対決が一番楽しみなエースたちである。 (マウンドでも、スタンドでも目立つ存在) リリーフがメインだった1年から、マウンド上で相手を見下し、落ち着いた立ち居姿は既に3年エースの風格。先輩エースと交替の際に、ニヤリと不敵な笑みをうかべ、「オレに任せろ。」と言わんばかり。チームにマナー教育が行き届いた飯塚の選手らしく、スタンドでも機敏。グランド-スタンド間移動は、先頭に立ち、肩で風を切って小走り。どこにいても存在感タップリの、川筋男だ。(川筋男=福岡県旧産炭地・筑豊地方で威勢のいい、男気のある男の代名詞) (威力抜群のストレート) 内角胸元へのけぞらせる球と、手がでない外角低めの球が秀逸。共に、ノビ・キレのあるストレートだ。格下相手には、コレだけで充分と思わせうるくらいコントロールよく配球される。さらには、打ち気を外すスライダーにて、三振をきずく。そのシンプルさゆえに、本来、投手がもつべき「お山の大将」的風情がプンプンと伝わってくる。
更新日時:2010.11.12
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