渡辺 雄貴選手 (関西)

渡辺 雄貴

球歴:関西

都道府県:岡山

ポジション:外野手, 投手, 三塁手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

1年秋からレギュラーの渡邉雄貴。選抜では島袋洋奨から3安打。(2010年03月26日)高校生としてずば抜けた身体能力と運動神経の高さを持っており、非常に面白い選手だと評価していた。以降も中心選手として活躍していき、4番打者に。チーム事情ということもあって内野と外野を兼ねるようになった。神宮大会・明徳義塾戦(2010年11月13日)ではセンターオーバーの三塁打と一時は同点となるセンター前タイムリーを打った。強肩強打の選手として今後も注目されるだろう。 (打撃) なんといっても強靭なリストと鋭いバットスイングから繰り出される強烈な打球が売り。打球の伸びは他の選手に比べて段違いだ。 ・技術面 スタンスはやや右足を引いたスクエアスタンス。グリップを高めに置いて大きく構える。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、足を小さく上げて真っ直ぐ踏み込んでいく。ぐいっとトップを深くとっていき、振り出して行く。リーチの長さがありながら肘を畳むのが上手く、センター前のタイムリーの時は詰まりながらも肘をしっかりと畳んで打ち返してセンター前ヒット。長打は長いリーチを活かしたあわやバックスクリーン直撃と思わせる一打を見せてくれた。水原と同じ指摘になるのだが、打つときに軸足が動く選手。下半身をしっかり使って打つ選手ではなく、上半身をうまく使い、軸足の動きでコースを調整して打つ選手なのだ。特殊なメカニズムで打っている選手で、こういう打撃をする選手が、木製バットを持った時、同じような打撃ができるか興味深い。 (走塁・守備) ベースランニングは一塁を蹴ってからの加速が速い。走塁の上手さも感じるし、脚力の高さを感じる。 守備について。シートノックから強肩を披露。カバーリングはしっかりしているが、まだ打球の反応については本職の外野手と比べるとまだ拙く、外野手としてはこれから。途中からショートを守っていたが、人工芝でも落ち着いた守りを見せており、彼は内野手向きの選手ではないだろうか。
更新日時:2010.12.08

将来の可能性

緩やかではあるが、選抜時に比べると打球の速さは一段と速くなり、打球の伸びが他の選手と比べて違う。特にリストの強さを活かしてバックスクリーン近くまで飛ばしたパワーは出色している。2011年度のドラフトは左打ちの内野手が目立っているが、右打ちの内野手の需要もあるはず。ぜひ選抜では一段と成長した姿を見せて欲しい。
更新日時:2010.12.08

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