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卒業生
榎本 葵

榎本 葵(九州国際大付)

都道府県:
高校:
学年:
2011 年卒
ポジション:
外野手
投打:
左/左
身長:
177 cm
体重:
78 kg
データ最終更新日:2010年11月5日

寸評

今年の福岡の野手で、中谷 将大(捕手・福岡工大城東、阪神ドラフト3位)と双璧をなす存在。大型スラッガーの中谷に対して、走攻守の3拍子揃ったアスリート系野手が榎本 葵だ。

(初観戦とその翌日の驚き)

2008年05月04日、第36回北九州市長杯争奪高校野球大会準決勝@北九州市民球場にて初観戦。二年先輩の二保旭(投手・現福岡ソフトバンク育成)、一年先輩の河野元貴(捕手・現読売育成)らを擁する、翌年の選手権出場チームにて、いきなりの一年生4番。タレント軍団で鮮烈デビューを果たす。その日のうちに、中学時代の実績調査。横浜青葉緑東リトルシニアにて全国大会優勝・MVPと、なりもの入りで高校入学と判明した。その翌日の決勝では、4番・投手としてスタメン。既に県内でゆるぎない評価だった好左腕・福地元春(自由ケ丘-現九州共立大)と投げ合い、途中降板ながらも、チームの勝利に貢献した。豪腕タイプではなく、ひじの使い方がやわらかい、しなやかさに加え、投球術にて相手をかわした内容だった。

(打撃)
体に巻きつけるように最短距離で、内角球を振りぬく。一年の夏の選手権予選、豪腕スライダー投手・三嶋 一輝(現法政大学)と中島 卓也(遊撃手・現北海道日本ハム)を擁する優勝候補本命・福岡工との延長戦にて、劇的サヨナラ弾。当時、杖の支えが必要で、ベンチに座して指揮をしていた若生監督が、思わず、杖なしで立ち上がったという、治癒力抜群の一撃をはなった。2年の春の第22回NHK旗福岡県選抜高校野球大会では、川原 弘之(投手・福岡大大濠-現福岡ソフトバンク)からの春日球場場外の大時計台を襲う140M弾や、夏の甲子園での決勝本塁打といい、ギャラリーを魅了し続ける一発が多いのも特徴。驚きから、ワクワクしながら観戦した選手だった。

(走塁・守備) 
ド派手な一発が多いので、打つほうばかりが注目されるが、打球カンのよい走りも守りも一流。とにかく、一歩目が早く、すぐにトップに入る。そして、長足にて躍動するからグランドが狭く感じられる選手。「東北の葵(あおい)稲妻」が、ピッタリのニックネームになるだろう。

将来の可能性

個性豊かなタレント軍団をまとめてきた主将としての1年間は、人間としても成長。福岡高校球界でスターになっても、天狗になることなく、誰にでも礼儀正しく挨拶する姿に、素直な人間性がにじむ。その素直さで、プロの指導者の教えを吸収し、2・3年後には、左翼・楠城祐介(小倉-青学-パナソニック)、右翼・鉄平(津久見-中日)と共に中堅を守り、九州球児外野トリオを形成して欲しい。

情報提供・文:2010.11.08  PN トマス
  • 2010 年 11 月

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