四半世紀以上3校含め、10年以上ぶり出場の7校が古豪復活期す
39年ぶりの夏の甲子園となる帯広農 ※写真は昨秋の全道大会より
3日に第103回全国高等学校野球選手権大会の組み合わせが決定した。毎年初出場の学校がどのチームと対戦するのか。多くの注目が集まりがちだが、今回は夏の甲子園から10年以上離れていたチーム、久々に聖地へ戻ってきた古豪をピックアップした。
・北北海道:帯広農(39年ぶり2度目)
・福島:日大東北(18年ぶり8度目)
・山梨:日本航空(13年ぶり6度目)
・石川:小松大谷(36年ぶり2度目)
・徳島:阿南光(25年ぶり2度目)
・福岡:西日本短大附(11年ぶり6度目)
・宮崎:宮崎商(13年ぶり5度目)
10年以上、夏の甲子園から離れていたのは全49校中7校だった。特に帯広農、小松大谷、阿南光の3チームは、四半期以上、夏の甲子園から遠ざかっていた。ただ、帯広農に関しては昨夏の甲子園交流試合、そして昨秋も全道大会出場を果たしている。昨年からの経験を活かして確実に力を付けてきている印象だ。昨夏の健大高崎戦でも見せた繋ぎの攻撃を発揮できるか注目したい。
小松大谷に関して言えば、今大会の選手宣誓を木下仁緒主将が務めることになった。高川学園との試合だけではなく木下主将の開会式での大役にも注目だ。
13年ぶりとなる宮崎商に関しては中村碧人らを中心に二季連続での甲子園であり、ヴァデルナ フェルガス、エドポロ ケインを擁して関東大会で東海大相模から勝利を掴んだ日本航空など、他にも力のあるチームが久しぶりに甲子園のグラウンドに姿を見せる。9日よりいよいよ熱戦の火ぶたが切って落とされることになるが、久々の聖地で多くの野球ファンにどういった試合を見せてくれるのか。