大谷だけじゃない!6月に二桁本塁打を記録した若きスラッガーは?
大谷翔平、村上宗隆
今年は20代スラッガーの量産が日本、MLB問わず盛んだ。
まず日本中の話題となっている大谷翔平(花巻東出身)は6月で13本塁打を記録した。月間で本塁打10本以上は魅力的すぎる。
ただ大谷と負けじと今シーズン、1ヶ月で10本塁打以上を打っている選手が多い。今年、月間で10本塁打以上を打っているのが東京ヤクルト・村上宗隆(九州学院出身)だ。
村上はシーズン当初から順調に本塁打を重ねており、3・4月に10本を放ち、5月は4本塁打にとどまったが、6月から勢いを取り戻し、10本19打点、OPS1.052と圧倒的な長打力をマークした。この長打力を評価し、月間MVPに選出されるか注目である。
このままいけば、7月中に昨年の28本塁打を抜くのは確実。さらに19年の36本塁打を超えるだけではなく、松井秀喜氏が高卒4年目に記録した38本塁打を抜く可能性も十分にある。とんでもない怪物打者がアメリカ、日本で力を発揮している。これからの野球界は楽しみだ。
(記事:河嶋宗一)