広島東洋カープ・松山竜平選手の「勝負強さ」の原動力とは?
昨年、25年ぶりにセ・リーグを制した広島東洋カープ。夏場以降、抜群の勝負強さを発揮したチームを、中軸・時には4番として支えたのが松山 竜平である。その原動力となったのは「ザナックス」の用具であった。
「ザナックス」の用具が「勝負強さ」の原動力
――広島東洋カープの左のスラッガーとして、昨季のリーグ優勝に貢献した松山竜平選手。日本シリーズ・第1戦では4番に座り、大谷翔平投手(日本ハム)からホームランを放ったシーンが印象深い。
松山 竜平選手(以下、松山):カウントは2ボールだったんですけど「甘い球が来たら打ってやろう」と思って、ストレート一本に絞っていたんです。その結果、強く振ることができて、打球もしっかり上がったので、僕の中ではイメージ通りの一発でした。
――鹿屋中央高(鹿児島)から九州国際大を経て、広島に入団した松山選手だが、高校時代から練習では常に高い意識を持って臨んでいたのだという。
松山:全体練習が終わってからも自主練習をしていましたが、ただ漠然とやるのではなく伸ばしたいところを自分で考えながらやっていました。バットを振るにしても、ちゃんと課題を持ってスイングすることは技術を伸ばすうえで本当に大事なことだと思います。例えば、1日1000スイングできれば、それは良いことだとは思うんですけれど、ちゃんと目的意識を持って自分の納得のいくスイングをするのだったら100回でもいいと思うんです。ピッチャーがどんなボールを投げてくるのか考えたり、体勢が崩された時や追い込まれた時のことをイメージしたり。配球を読もうとしても、そうそう当たるものじゃないですから、自分が不利になった時をイメージしながらスイングするのは大切なことだと思うんです。特に僕は体勢が崩されてもフルスイングできるようなバッターになりたいと思っていますから。
――ザナックスの2017年のテーマは「make the DIf・fer・ence“違い”を創れ」だが、大学時代の松山選手が違いを創ってプロになるために、心がけてやってきたことはやはり練習に打ち込むことだった。
松山:高校生の頃もプロから声は掛かっていましたけれど、「大学からプロに行きたい」っていう気持ちが強かったんです。それで、大学時代はとにかく練
習。「プロになりたい」じゃなくて、「絶対にプロへ行くんだ」と心がけてやっていたので、大学4年間は誰よりも長く練習をしていましたね。
――プロ入り後、着実にキャリアを積み上げてきた松山選手。2013年からはザナックスのアドバイザリースタッフになり、今季で5年目のシーズンを迎えている。
松山:細かいところまで要望に応えてもらっていて、手袋はすごく手にフィットするんですよね。バットについては、自分は弾くというよりも運ぶというスタイルなのでボールがバットに吸い付いてくるタモ材の感触が大好きなんです。だから、試合用のバットの素材はほとんどタモ材なんですけれど、とても振り抜きやすいバランスで作ってもらっています。僕はザナックスの道具に出会ったから、ここまで結果を伸ばせていますし、最高のパフォーマンスができていると実感しています。だから、今、野球をやっていて野球用具に悩んでいる方がいらしたら、ぜひ一度、ザナックスを手に取って体感してほしいです。そうしたら、性能の良さが分かると思いますから。
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