News

広島東洋カープ・松山竜平選手の「勝負強さ」の原動力とは?

2017.06.23

広島東洋カープ・松山竜平選手の「勝負強さ」の原動力とは? | 高校野球ドットコム

 昨年、25年ぶりにセ・リーグを制した広島東洋カープ。夏場以降、抜群の勝負強さを発揮したチームを、中軸・時には4番として支えたのが松山 竜平である。その原動力となったのは「ザナックス」の用具であった。

「ザナックス」の用具が「勝負強さ」の原動力

――広島東洋カープの左のスラッガーとして、昨季のリーグ優勝に貢献した松山竜平選手。日本シリーズ・第1戦では4番に座り、大谷翔平投手(日本ハム)からホームランを放ったシーンが印象深い。

松山 竜平選手(以下、松山):カウントは2ボールだったんですけど「甘い球が来たら打ってやろう」と思って、ストレート一本に絞っていたんです。その結果、強く振ることができて、打球もしっかり上がったので、僕の中ではイメージ通りの一発でした。

――鹿屋中央高(鹿児島)から九州国際大を経て、広島に入団した松山選手だが、高校時代から練習では常に高い意識を持って臨んでいたのだという。

松山:全体練習が終わってからも自主練習をしていましたが、ただ漠然とやるのではなく伸ばしたいところを自分で考えながらやっていました。バットを振るにしても、ちゃんと課題を持ってスイングすることは技術を伸ばすうえで本当に大事なことだと思います。例えば、1日1000スイングできれば、それは良いことだとは思うんですけれど、ちゃんと目的意識を持って自分の納得のいくスイングをするのだったら100回でもいいと思うんです。ピッチャーがどんなボールを投げてくるのか考えたり、体勢が崩された時や追い込まれた時のことをイメージしたり。配球を読もうとしても、そうそう当たるものじゃないですから、自分が不利になった時をイメージしながらスイングするのは大切なことだと思うんです。特に僕は体勢が崩されてもフルスイングできるようなバッターになりたいと思っていますから。

――ザナックスの2017年のテーマは「make the DIf・fer・ence“違い”を創れ」だが、大学時代の松山選手が違いを創ってプロになるために、心がけてやってきたことはやはり練習に打ち込むことだった。

松山:高校生の頃もプロから声は掛かっていましたけれど、「大学からプロに行きたい」っていう気持ちが強かったんです。それで、大学時代はとにかく練
習。「プロになりたい」じゃなくて、「絶対にプロへ行くんだ」と心がけてやっていたので、大学4年間は誰よりも長く練習をしていましたね。

――プロ入り後、着実にキャリアを積み上げてきた松山選手。2013年からはザナックスのアドバイザリースタッフになり、今季で5年目のシーズンを迎えている。

松山:細かいところまで要望に応えてもらっていて、手袋はすごく手にフィットするんですよね。バットについては、自分は弾くというよりも運ぶというスタイルなのでボールがバットに吸い付いてくるタモ材の感触が大好きなんです。だから、試合用のバットの素材はほとんどタモ材なんですけれど、とても振り抜きやすいバランスで作ってもらっています。僕はザナックスの道具に出会ったから、ここまで結果を伸ばせていますし、最高のパフォーマンスができていると実感しています。だから、今、野球をやっていて野球用具に悩んでいる方がいらしたら、ぜひ一度、ザナックスを手に取って体感してほしいです。そうしたら、性能の良さが分かると思いますから。

広島東洋カープ・松山竜平選手の「勝負強さ」の原動力とは? | 高校野球ドットコム
松山選手が愛用するバット情報はこちら
ザナックスのバット情報

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.07

【夏の甲子園地方大会抽選日&開幕日一覧・近畿地区】近畿一番乗りの抽選は17日の大阪、4府県が7月6日に開幕

2024.06.07

【夏の甲子園地方大会抽選日&開幕日一覧・北信越地区】新潟で21日に抽選会、7月5日の富山で組み合わせが出揃う

2024.06.07

明日夏の組み合わせ抽選! 今年の神奈川は「投手王国県」だ!東海大相模の198センチ左腕を筆頭に、ノーシードにも140キロ超え投手が続出【神奈川注目投手リスト】

2024.06.07

【夏の甲子園地方大会抽選日&開幕日一覧・東北地区】24日に宮城、秋田の抽選!7月6日の宮城が東北一番乗りで開幕

2024.06.07

大学日本代表候補42名が発表! 金丸(関大)・中村(愛知工大)・西川(青学大)のフル代表トリオや164キロ右腕らが選出! 今季不調の宗山(明大)は選出されず

2024.06.04

神村、鹿実の壁を破れ! 国分中央は「全力疾走・最大発声・真剣勝負」で鹿児島の頂点を狙う

2024.06.02

福岡に逸材現る! ケガから復帰後即144キロ! 沖学園2年生エース・川畑秀輔に注目だ!

2024.06.02

【鹿児島NHK選抜大会】神村学園が期待の2年生エース・早瀬の完投勝利で決勝進出!

2024.06.06

大阪桐蔭が選抜ベスト8の阿南光ら4チームと対戦!<招待試合>

2024.06.05

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在36地区が決定、徳島の第1シードは阿南光!第2シードに池田!<6月5日>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得