高校日本代表チーム、コーチングスタッフが決定!
仲井 宗基氏(八戸学院光星監督)
高校日本代表チーム、コーチングスタッフが決定!
日本高等学校野球連盟(日本高野連)は25日に平成30年度の第1回理事会を行い、「第12回BFA U18アジア野球選手権大会」に出場する高校日本代表チーム(永田裕治監督)のコーチ陣と総務委員を承認し、同日発表されました。
総務委員
佐々木 明志 氏(岩手県高等学校野球連盟理事長・54歳)
ヘッドコーチ
仲井 宗基 氏(八戸学院光星高等学校野球部監督・47歳)
コーチ
平川 敦 氏(北海高等学校野球部監督・47歳)
小針 崇宏 氏(作新学院高等学校野球部監督・34歳)
既に発表されている監督の永田裕治氏(報徳学園高等学校野球部前監督・54歳)は来年のワールドカップまでの2年間が任期ですが、この日発表されたコーチ陣と総務委員の任期は今大会のみ1年間の予定です。コーチ陣は現役の監督であるという理由からです。
なお、アシスタントコーチは今年の開催地である宮崎県から1名と、各都道府県の抽選で選ばれた静岡県から1名の計2名が選出される予定で、今後発表されることになっています。
コーチ陣の人選は永田監督の要望を加味しながら、日本高野連の技術・振興委員会と事務局で検討されました。
仲井氏は永田監督が桜宮(大阪)コーチ時代の教え子で、過去2回ワールドカップのコーチを務めた実績があります。八戸学院光星では2010年から監督を務めています。
平川氏98年から北海の監督。夏の甲子園で準優勝した一昨年は秋の甲子園塾で特別講師を務め、わかりやすい投手指導が評価されていました。主に投手陣を担当する予定です。
小針氏は2006年から作新学院の監督。甲子園塾2年目(09年)の受講生で、一昨年夏の甲子園優勝監督になりました。主に野手陣(打撃、守備、走塁など)を担当する予定になっています。
今大会に出場する高校日本代表チームの第一次候補選手の発表予定は6月15日(金)で、現在永田監督をはじめ選手を選考する技術・振興委員が全国の春季大会などを視察しています。
また、日本高野連の竹中雅彦事務局長は、大会名がアジア選手権では≪U-18≫ではなく≪U18≫であると確認したことを明らかにしました。
※今後アジア選手権はU18と表記します
アジア選手権には8つの国と地域が参加予定で、現在BFAがランキングの上位から順番に招待状を送っている段階です。したがって、まだ参加国は決まっていません。また、今大会は来年のワールドカップの予選にもなっており、上位進出が出場の条件になります。来年のワールドカップの開催国は現時点では正式決定していませんが、韓国が有力視されているとのことです。
(文:松倉雄太)