試合レポート

伊吹vs東大津

2018.09.17

伊吹打線が爆発!15安打12得点の5回コールドで2回戦進出

伊吹vs東大津 | 高校野球ドットコム
試合の様子

 好投手擁する伊吹東大津の試合は、伊吹打線が爆発し、15安打12得点の5回コールドで2回戦進出を決めた。

 先取点を取ったのは伊吹だった。二死から3番山田直知(2年)が四球、4番友田翔(2年)が死球で二死一、二塁のチャンスを作ると、5番伊藤颯真(1年)が、レフト線へ適時打を放ち伊吹が2点先制する。

 その裏、東大津の攻撃は2番村山皓佑(2年)が相手のエラーで出塁すると、捕逸で二塁に進み、4番山田祥也(2年)が甘く入ったストレートを逃さずフルスイング。打球はレフトスタンドに飛び込む2点本塁打ですぐさま追いつく。

 同点にされた伊吹は、2回先頭の前川心星(2年)が右中間を破る三塁打で出塁する。その後二死となるが2番西堀喜羅(1年)が適時中前打で勝ち越し、再び主導権を握る。

 3回、更に伊吹は先頭の4番友田、5番伊藤の連続安打、6番小泉一真(2年)の犠打で一死二、三塁とする。7番杉本幸耶(2年)が適時中前打を放ち追加点を挙げると更に2点を追加し、点差を4に広げる。

 反撃に出たい東大津だが、初回以降立ち直った伊吹先発の千田岳良(2年)に抑えられ反撃できない。

 4回、伊吹は一死から3番山田が四球で出塁すると、4番友田の二塁打で二死二、三塁とチャンスを広げる。5番伊藤が適時二塁打で追加点を挙げると7番杉本、8番前川にも適時打が飛び出し、この回一挙6点を奪う。

 5回、コールドを避けたい東大津は、二死から1番橋間浩聖(2年)が内野安打で出塁するが後続が抑えられ、5回コールドで試合終了。

 伊吹は、タイプの違う東大津の5人の投手を打ち崩し打線の対応力の高さを見せた。

 伊吹先発の千田は、立ち上がりに課題を残す試合となってしまい、2回戦に向けて修正できるか注目だ。

 一方の東大津は、投手陣はもちろん守備陣にも記録に残らない失策があり、春に向けて大きな課題を残す試合となってしまった。

(文=編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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