News

NPB選手3人誕生 18年智辯和歌山ナインが精鋭揃い

2023.01.06

NPB選手3人誕生 18年智辯和歌山ナインが精鋭揃い | 高校野球ドットコム
高校時代の林 晃汰

 2018年の第100回大会の夏甲子園を盛り上げたミレニアム世代は、3月で学生野球を引退し、4月からNPB、社会人野球などあらゆるステージに進み、それぞれの野球人生を歩んでいく。その中から、今回はセンバツで準優勝、そして夏の甲子園にも出場した智辯和歌山(和歌山)を取り上げる。

 センバツの決勝・大阪桐蔭(大阪)戦でスタメン出場したメンバーでは、NPBで奮闘している選手が3人もいる。

 世代でも屈指のスラッガーとして当時から注目された林 晃汰内野手は、広島の期待の若手として注目されている。1学年後輩の黒川 史陽内野手も、楽天の期待の若手。林は5年目、黒川は4年目を迎える2023年シーズンの活躍に期待したい。

 もう1人、DeNAで奮闘する東妻 純平捕手は、ファームで腕を磨いてきた。飛躍のきっかけをつかむ1年にしたいところだ。

 大学組では、当時、主将を務めていた文元 洸成外野手らが卒業する。文元は大学野球で引退することを発表しているが、冨田 泰生外野手はマツゲン箕島で継続することが決まっており、それぞれのステージに進んでいくことになる。

 2023年に大学野球最後の1年を迎えるのが2人。西川 晋太郎内野手と池田 陽佑投手が、立教大で最後の1年を迎える。西川は主将、池田は副主将に抜擢。チームの柱としても期待が高く、プレーはもちろんだが、立ち振る舞いにも注目だ。

 NPB、社会人、そして大学と様々なステージで今後も活躍する智辯和歌山ナインに注目したい。

<センバツ決勝戦スタメン>
1番(中)神先 恵都:立命館大 卒業見込み
2番(遊)西川 晋太郎:立教大4年
3番(三)林 晃汰:広島
4番(右)文元 洸成:慶應義塾大 卒業見込み(キーエンス)
5番(左)冨田 泰生:明治大 卒業見込み(マツゲン箕島)
6番(一)黒川 史陽:楽天
7番(二)高瀬 宗一郎:関西外国語大 卒業見込み
8番(捕)東妻 純平:DeNA
9番(投)池田 陽佑:立教大4年

(記事:田中 裕毅

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.24

【関東】25日に準決勝、2戦6発の帝京の打棒が響き渡るか<春季地区大会>

2024.05.25

【熊本】九州学院、熊本工が決勝へ<NHK旗>

2024.05.25

【島根】開星、立正大淞南、大社、飯南などが各地区で4強入り<各地区大会>

2024.05.25

【関東】白鷗大足利が初、逆転サヨナラの常総学院は15年ぶり決勝<春季地区大会>

2024.05.24

【岩手】25日に準決勝、6大会連続V狙う花巻東に、創部初4強の水沢商が挑む<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商