News

高校時代からプロ注、最速は148キロ投手も登板!佛教大学が東京ドームの切符を手に!

2019.05.14

高校時代からプロ注、最速は148キロ投手も登板!佛教大学が東京ドームの切符を手に! | 高校野球ドットコム

 昨日(13日)行われた京滋大学野球で、佛教大学2季連続54回目の優勝を果たしました。6月10日に行われる第68回全日本大学野球選手権大会は5年ぶりの出場となります。

高校時代からプロ注、最速は148キロ投手も登板!佛教大学が東京ドームの切符を手に! | 高校野球ドットコム

 勝ち点3同士。直接対決1勝1敗で、勝った方が優勝となる大一番だった佛教大学と京都先端科学大学(4月に京都学園大学から校名変更)の一戦。

 1回に3点を先制した佛教大学は、2点差に迫られた4回裏に6番・坪倉斗真捕手(4年・近江)がタイムリーを放って突き放すと、先発した中山怜央投手(4年・奈良大附属)は5回以降をパーフェクトに抑えるナイスピッチング。8回には8番・唐澤颯選手(3年・近江)がタイムリーを放ち、決定的な1点を追加しました。

 ナインに3回胴上げされた田原完行監督は、「ホッとしました」と第1戦で敗れて後がない状況からの逆転優勝に胸をなでおろしていました。

高校時代からプロ注、最速は148キロ投手も登板!佛教大学が東京ドームの切符を手に! | 高校野球ドットコム

 さて、田原監督と言えば、五條高校など奈良県で長く監督やコーチとして指導されたベテランの監督さんです。同世代で仲が良い近江多賀章仁監督もこの日観戦に訪れて試合後に祝福するなど、田原監督を慕う高校の指導者も多く、ドラフト候補にも名が挙がる有力選手が多数入学しています。

 この日完投した中山怜央投手も高校時代の最速は148キロでプロも数球団注目した逸材ですが、「田原先生に声をかけていただいて」と進学を決めたことを話していました。

 その田原監督にとっても、大学野球での難しさはあるようで、「高校はトーナメントなので1回負ければ終わりですが、(リーグ戦の)大学は負けても次がある。切り替えは難しいところがありますね」と話していました。

 秋を含めると2季連続ですが春は5年ぶり。2016年に就任した田原監督にとっても初の全国大会になります。

 1回戦は6月10日(月)、東京ドームの第2試合で北東北大学野球連盟の代表校と対戦します。どんな戦いになるか楽しみですね!

高校時代からプロ注、最速は148キロ投手も登板!佛教大学が東京ドームの切符を手に! | 高校野球ドットコム

① 左堅 中山 聡玉野光南)2年
② 右翼 野嶋 惇登県立和歌山商)3年
③ DH 吉村 颯龍谷大平安)4年
④ 一塁 石井 太尊玉野光南)4年
⑤ 中堅 木岡 大地上宮太子)2年
⑥ 捕手 坪倉 斗真近江)4年
⑦ 三塁 森本 翔大天理)2年
⑧ 遊撃 唐澤 颯近江)3年
⑨ 二塁 前田 勇大(奈良大附属)4年
  投手 中山 怜央(奈良大附属)4年

高校時代からプロ注、最速は148キロ投手も登板!佛教大学が東京ドームの切符を手に! | 高校野球ドットコム

(文:松倉雄太

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.15

【島根】出雲商-三刀屋、大田-益田東など初戦から好カード<地区大会組み合わせ>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.15

獨協大の新入生に専大松戸の強打の捕手、常総学院のサード、市立船橋のトップバッターが加入! 早くもリーグ戦で活躍中!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?